
ひとりで観たい! 否、ひとりで観るしかない新作映画を、 自虐と妄想の狭間でレビューする、ほぼ友達がいない人のための新作プレビュー。
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4時間2万円の家族ごっこ『レンタル×ファミリー』
家族レンタルサービスなどを展開する石井裕一の著書『人間レンタル屋』を実写映画化した本作。オープニングで赤ん坊の泣き声が大音量で泣き止まない。その中でDVする夫とそれに耐える妻という最高にストレスフルな状況にあえて観客をもっていく。その演出が憎らしいほど上手い!
6/ 6 (Tue)-
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カンヌ国際映画祭脚本賞受賞!『怪物』
先日開催されたカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した本作。『万引き家族』でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督が、「今一番リスペクトしている」と熱く語る脚本家の坂元裕二と初タッグを組んでの受賞だった。
6/ 1 (Thu)-
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土星人が家族だった話。『宇宙人のあいつ』
突然ですが、宇宙人っていると思いますか? 私は広い宇宙の中では小さな惑星の一つにすぎない地球に生命体がいるように他の星にもなんらかの生物がいても不思議ではないと思っている。
5/29 (Mon)-
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『月刊予告編妄想かわら版』2023年06月号
毎月下旬頃に、翌月公開の映画を各週一本ずつ選んで、その予告編を見てラストシーンやオチを妄想していく碇本学さんによる『月刊妄想かわら版』! 2023年5月号は『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』など4作品の予告編から妄想します。
5/25 (Thu)-
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ヘイトクライムの狂気をえぐりだす"衝撃の一本"。『ソフト/クワイエット』ベス・デ・アラウージョ監督インタビュー
『ゲット・アウト』などのブラムハウスが放つ驚愕の全編ワンショット・リアルタイムスリラー『ソフト/クワイエット』が5月19日(金)より全国公開となります。公開に先駆け、監督のベス・デ・アラウージョさんにインタビューを行いました。
5/16 (Tue)-
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差別主義者の視点で描く"ヒトコワ"『ソフト/クワイエット』
アジア人として見るに堪えない恐怖を描いた作品『ソフト/クワイエット』は、差別主義者の視点で描かれた没入型ホラー。全編ワンショットという手法で、心が痛むのに、目が離せず引き込まれてしまう作品に仕上がっていました。
5/15 (Mon)-
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スマホ1台で繰り広げられる息子の救出劇『デスパレート・ラン』
先週金曜から公開されている『デスパレート・ラン』。2回連続になりますが、前回とはまた別視点でのレビューをお楽しみください。
5/15 (Mon)-
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銃社会に物申す!『デスパレート・ラン』。銃社会アメリカからやってきた問題作
主人公エイミーが人里離れた森でランニング中に息子が通う高校でたてこもり事件が発生し、助けも移動手段もない中、スマホ1台で事件解決に向けて走り続ける新感覚シチュエーション・スリラー。
5/12 (Fri)-
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宮沢賢治、没後90年『銀河鉄道の父』
原作は、門井慶喜が大量の宮沢賢治資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた第158回直木賞受賞の傑作小説。
5/ 2 (Tue)-
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『ザ・ホエール』理解のための読書のための映画版『白鯨』
後で思い返すと、単に「感動的なお話」で済ますには引っ掛かりが多い。おそらく映画の作り自体が観客を「感動的なお話」へとミスリードしているのだろうと思うが、その辺りを読み解くためのヒントなのではないかと想像するのが、タイトルにもつながる、劇中で何度も触れられるハーマン・メルヴィルの文学作品『白鯨』である。
5/ 1 (Mon)-
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もしもの自分を思い描く傑作『ジュリア(s)』
久しぶりにこんなに細部までこだわり抜いた映画に出会えた。 2052 年パリ。80 歳の誕生日を迎えたジュリアはこれまでの...
5/ 1 (Mon)-
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『月刊予告編妄想かわら版』2023年05月号
毎月下旬頃に、翌月公開の映画を各週一本ずつ選んで、その予告編を見てラストシーンやオチを妄想していく碇本学さんによる『月刊妄想かわら版』! 2023年5月号は『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』など4作品の予告編から妄想します。
4/25 (Tue)-
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"14日の月"の続きを覗く『劇場版 美しい彼〜eternal〜』
ドラマを2シーズン終えて満を持しての映画化となる本作。監督もドラマ版から引き続き酒井監督がメガホンをとってくれた。作品への愛が溢れるオープニングにスクリーンに1つ、また1つと2人の思い出の品々が映り込むだけで胸が熱くなり、そこに2人がただいるだけでもう尊い。
4/ 7 (Fri)-
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10代のエネルギーに満ちた青春映画『ガール・ピクチャー』
子どもと大人のはざまの17〜18歳に差し掛かる3人の少女、ミンミとロンコとエマ。3度の金曜日でミンミとエマはお互いの人生を揺るがすような運命の恋に落ちる。ロンコは 未知の性的快感を求め冒険する―。
3/31 (Fri)-
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『月刊予告編妄想かわら版』2023年4月号
毎月下旬頃に、翌月公開の映画を各週一本ずつ選んで、その予告編を見てラストシーンやオチを妄想していく碇本学さんによる『月刊妄想かわら版』! 2023年3月号は『マッシブ・タレント』など4作品の予告編から妄想します。
3/25 (Sat)-
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見応え抜群!大人のミステリー『メグレと若い女の死』
『仕立て屋の恋』『髪結の亭主』『橋の上の娘』などミニシアターブームを牽引してきたパトリス・ルコント監督の9年ぶりの久々の新作。選んだ題材は、世界中で映像化されてきた、ジョルジュ・シムノン原作のメグレ警視正シリーズの「メグレと若い女の死」だった。
3/16 (Thu)-
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燃え尽き症候群のその後...『零落』
好きなことを仕事にしてしまうことの苦しさがひしひしと伝わってくる。夢だったはずの漫画家になって自分が得たものはいったいなんだったのか? 燃え尽き症候群になった先の人間のリアルが描かれている作品。
3/15 (Wed)-
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唯一無二の存在感、松浦りょう『赦し』
娘を殺された元夫婦(尚玄、MEGUMI)と、犯行時に未成年だった加害者の女性(松浦りょう)。癒やしようのない苦しみに囚われた3人の葛藤を見すえ、魂の救済、赦しという深遠なテーマに真っ向から挑んだ問題作。
3/13 (Mon)-
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アカデミー賞最多ノミネート!『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
MARVELの大ヒットで観客にマルチバースが説明不要になったとも言えることを逆手にとって(?)、今回紹介する『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(通称エブエブ)は見事に132分という映画の枠の中で複雑な世界を面白く描ききった。
3/ 3 (Fri)-
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ブラックジョークが癖になる『逆転のトライアングル』
本作でカンヌ史上3人目の2作品連続パルムドール受賞という圧倒的快挙を果たしたリューベン・オストルンド監督の最新作。2023年のアカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞と主要部門に3部門ノミネートされている作品です。
3/ 1 (Wed)-
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FBIが一般人の殺しに関与...?リーアム・ニーソンが巨大な陰謀を暴く『ブラックライト』
銃撃戦やカーチェイスが満載の最新作『ブラックライト』が、3月3日(金)に公開決定! 『96時間』を彷彿とさせるようなストーリーラインですが、もちろん物語はまったく別物へ。リーアム好きな方、アクションスリラー好きな方は必見です。
2/27 (Mon)-
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『月刊予告編妄想かわら版』2023年3月号
毎月下旬頃に、翌月公開の映画を各週一本ずつ選んで、その予告編を見てラストシーンやオチを妄想していく碇本学さんによる『月刊妄想かわら版』! 2023年3月号は『マッシブ・タレント』など4作品の予告編から妄想します。
2/24 (Fri)-
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カンヌ監督賞受賞作『別れる決心』
監督の今までの作品のエロやグロを思い出すと、今回の作品もどんなタイミングで観ようか悩むほどだった。ところが、本作エロもグロもほとんどない。まさかの心理的にじわじわとくる作品だった。
2/17 (Fri)-
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安楽死と向き合う家族の物語『すべてうまくいきますように』
日本では現在認められていない安楽死という制度。ですが、世界では現在、10カ国以上の国・地域で自殺ほう助が認められています。
2/ 2 (Thu)-
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コロナ禍を予見した映画と話題『ピンククラウド』
コロナを予見した映画として話題となっている『ピンククラウド』を紹介しようと思う。 なんと、本作の脚本が書かれたのはコロナ以前の2017年。2019年に撮影された本作は当初SF映画として構想されていたが、世界的なパンデミックで一変した現実と重なることとなった。
1/30 (Mon)-
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- 2023年6月6日
- もやもやレビュー
- 4時間2万円の家族ごっこ『レンタル×ファミリー』
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- 2023年6月5日
- もやもやレビュー
- 幸せのヒント、ここにあり『アメリ』
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- 2023年6月2日
- もやもやレビュー
- 【無観客! 誰も観ない映画祭】第21回『ザ・パワー 肉体を喰いつくす古代の呪い』
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- 2023年6月5日
- あなたが明日からホームレスになったとしたら――? 都内ホームレス生活体験記
- "カレー弁当2個・ミニトマト・バナナ・桃2個・漬物...
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- 2023年6月1日
- 日本の歴史はBL抜きには語れない!? 「腐」の視点から古典文学の新たな解釈を試みる!
- 日本のエンタメ業界の中で、勢いが衰える気配を見せ...
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- 2023年5月30日
- 元リクルートCS推進室教育リーダーが教える、仕事に役立つ「気づかい」のスキル
- みなさんは相手が困っていることに気づいたとき、「...
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- ウーマンラッシュアワー村本大輔の「THE SECRET COMEDY SHOW」
- 村本大輔が、まさにここだけの秘密の話を、テキストではなく、音声コンテンツや映像メインでお届けします。
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- 髭男爵 山田ルイ53世のメールマガジン「貴族のメルマガ」
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- 週刊かもめんたるワールド
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- プチ鹿島の思わず書いてしまいました!!
- 「時事芸人」プチ鹿島が圧倒的なキレとコクで「メルマガ芸人」も目指す毎週更新のコラム集。
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- マキタスポーツの週刊自分自身
- メジャーとマイナーの境界にいる僕は今、自らを実験台としてリアリティショーを生きる。他じゃ絶対書かないとこまで、踏み込む。マジで。
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