
ひとりで観たい! 否、ひとりで観るしかないあの映画を、 自虐と妄想の狭間でレビューする、ほぼ友達がいない人のための映画レビュー。
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一生で一番美しい年齢の映画『櫻の園』
ポール・ニザン「アデン・アラビア」の冒頭の一節。「僕は20歳だった。それが人の一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。」
5/15 (Thu)-
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今の分断の時代にこそ観てほしい。『差別』
映画『差別』は、2010年4月に始まった高校無償化制度から朝鮮学校だけが除外されたことによって、様々な地域の朝鮮学校が撤廃を訴えて訴訟を起こした成り行きをカメラで撮り続けたドキュメンタリー映画である。
5/13 (Tue)-
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こんな泥棒なら会ってみたい。『ゴヤの名画と優しい泥棒』
2020年のイギリス映画。『ノッティングヒルの恋人』で知られるロジャー・ミッシェル監督の長期映画の遺作となりました。
5/12 (Mon)-
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史上最強の大学映画である。『ドレミファ娘の血は騒ぐ』
「大学っておかしなとこですね。お祭りみたい。ていうか、遊園地みたい。戦場かな」
5/ 9 (Fri)-
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トム・ハンクス監督、ひと夏の一発屋バンド物語 『すべてをあなたに』
「バンドやろうぜ!」のノリで始まり、気づいたら全米ヒットチャートにランクイン。そんな都合のいい話があっていいのか?と思いながらも、それでいいんです!
5/ 7 (Wed)-
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笑って泣ける!『カラオケ行こ!』
和山やまの人気漫画を、監督・山下敦弘、脚本・野木亜紀子で2024年に映画化された本作。成田狂児の誕生日5月5日を記念して、5月3日〜5日の3日間限定で、特別上映が行われます!
5/ 1 (Thu)-
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【無観客! 誰も観ない映画祭 第43回】『ビッグフットVSゾンビ』
今月も開幕しました。「無観客! 誰も観ない映画祭」。今月の作品は、謎の中毒性を誘発する「ペンシルバニアのスピルバーグ」ことマーク・ポロニア監督の『ビッグフットVSゾンビ』。シーサーペン太さんがお届けします。
5/ 1 (Thu)-
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サザエさん時空以前を描く江莉チエミ版『サザエさん』
実写版『サザエさん』もこれまでに数々作られてきたが、その中でも特に有名でありながら、案外見られていない江莉チエミ主演の劇場用映画版『サザエさん』(1956)もまた、「サザエさん時空」に囚われていない作品だ。
4/30 (Wed)-
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粗は多いが頭を空っぽにして楽しめる『ブラインデッド』
出産間近の妊婦と盲目の男という、ゾンビから逃げるには致命的な短所を持つ2人が互いに協力して危機を切り抜けようとする話はベタではあるがB級映画で要らない斬新さを打ち出されても大惨事にしかならないので却って好ましい。
4/28 (Mon)-
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『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』
ヘヴィメタルについての知識はせいぜい『デトロイト・メタル・シティ』くらいしかなく、おそらく正確ではないだろうと思っていたところにこの作品を視聴すると、ヘヴィメタルへの認識が大きく歪みそうになる。
4/24 (Thu)-
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「バカ・エロ・血しぶき」の三大要素は押さえているのだが歯がゆさしか残らない『アクアスラッシュ』
B級映画らしく「バカ・エロ・血しぶき」の三大要素は押さえているのだが、いかんせん登場人物が多すぎてとっ散らかった印象が残る。
4/21 (Mon)-
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B級映画で作るクトゥルフ神話?『ザ・パラサイト 寄生する獣』
まともに視聴すると時間軸は飛びまくり、オチも中途半端で仕込んだと思しき伏線は回収されずと見る拷問とさして変わりない出来栄えだがB級映画で作るクトゥルフ神話と思えば耐え難い92分の時間がSAN値を削られるプレイと思えなくもない。
4/18 (Fri)-
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子育ての苦悩と狂気『ハングリー・ハーツ』
イタリア製作の2016年のサスペンスドラマ『ハングリー・ハーツ』。子育て方針が違うカップルに起こる惨劇を描いています。
4/17 (Thu)-
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少年のアイディアが世界を少し変える『ペイ・フォワード 可能の王国』
『シックス・センス』や『A.I.』などのハーレイ・ジョエル・オスメントが、世界を変えるきっかけとなる少年を演じる『ペイ・フォワード 可能の王国』。彼の才能を改めて感じられる一本でした。
4/16 (Wed)-
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ソダーバーグ監督の出世作!『セックスと嘘とビデオテープ』が描く複雑な愛の形
『エリン・ブロコビッチ』や『オーシャンズ』シリーズなど、多くの名作を世に送り出してきたスティーブン・ソダーバーグ監督。今回は、ソダーバーグのキャリアを築いた出世作とも言えるこの作品をご紹介。
4/15 (Tue)-
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オーストラリアが舞台! 美男美女の駆け引き『恋するプリテンダー』
"行き違い"で不仲になった2人が、恋人のフリをするという、ラブコメにはよくある設定のストーリーですが、美しいオーストラリアの風景や、コメディ要素が楽しめる一本。
4/14 (Mon)-
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恋した相手は顧客の花婿『ウェディング・プランナー』
マシュー・マコノヒーとジェニファー・ロペスが出演した2001年のラブコメ『ウェディング・プランナー』。プロのウェディング・プランナーが、顧客の花婿に恋をしてしまうという物語で、複雑な恋愛関係を描いています。
4/11 (Fri)-
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逆境に打ち勝つ力、そして再生の物語『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』
2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件。今回ご紹介する『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』は、事件そのものではなく、その後の生存者の歩みを描いた作品です。
4/10 (Thu)-
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たくさんの学びがあります!『ロスト・キング500年越しの運命』
本作は、2022年製作のイギリス映画。500年にわたり行方不明だった英国王リチャード三世の遺骨が一般女性によって発見された実話を映画化しました。
4/10 (Thu)-
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【無観客! 誰も観ない映画祭 第42回】『地獄の警備員』
今月も開幕しました。「無観客! 誰も観ない映画祭」。今月の作品は、『孤独のグルメ』でおなじみの名バイプレイヤー・松重豊、無名時代の主演映画『地獄の警備員』。シーサーペン太さんがお届けします。
4/ 4 (Fri)-
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商業映画のほうが自主映画『ナミビアの砂漠』
『ナミビアの砂漠』を観た。山中瑶子監督の本格的な長編第一作にして、第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞し、当時27歳の山中はこの賞を受賞した史上最年少の女性となった。
4/ 2 (Wed)-
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自主映画のほうが万人受けする時代『侍タイムスリッパー』
日本アカデミー賞の賞を総なめにした『侍タイムスリッパー』。たまにはまともな映画にも賞を与える日本アカデミー賞。見直したぞ。
4/ 1 (Tue)-
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- 2025年5月15日
- もやもやレビュー
- 一生で一番美しい年齢の映画『櫻の園』
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- 2025年5月13日
- もやもやレビュー
- YUI主演タイヨウのうたの韓国リメイク『タイヨウのウタ』
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- 2025年5月13日
- もやもやレビュー
- 今の分断の時代にこそ観てほしい。『差別』
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- 2025年5月14日
- 日本軍の陣地壕に元違法風俗店エリア――日常から切り離された日本の"異界"を徹底紹介
- "異界"とは、今いる場所とは異なる世界を指す言葉...
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- 2025年5月12日
- 『あしながおじさん』に『風と共に去りぬ』......あの名作の新たな一面が見えてくる!
- 子どものころに外国文学の翻訳作品を読んでいると出...
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- 2025年5月9日
- 動物の"生きざま"には明日を生きるヒントがある! 学校では教えてくれない「すごい動物学」
- 私たち人間と動物は、切っても切り離せない関係だ。...
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- ウーマンラッシュアワー村本大輔の「THE SECRET COMEDY SHOW」
- 村本大輔が、まさにここだけの秘密の話を、テキストではなく、音声コンテンツや映像メインでお届けします。
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- 週刊かもめんたるワールド
- メールマガジンでありながら、もはやテキストにこだわらず映像と音声で彼らのコント、コラム、撮り下ろし映像をお届けしてまいります。
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- エレキコミックの「エレマガ。」
- 完全スマホ対応の「観る・聴く・読む」全部入りハイブリッドメールマガジン。ここだけの彼らの秘蔵映像、コラム、トークなどなど。
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- プチ鹿島の思わず書いてしまいました!!
- 「時事芸人」プチ鹿島が圧倒的なキレとコクで「メルマガ芸人」も目指す毎週更新のコラム集。
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- マキタスポーツの週刊自分自身
- メジャーとマイナーの境界にいる僕は今、自らを実験台としてリアリティショーを生きる。他じゃ絶対書かないとこまで、踏み込む。マジで。
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