
2020年8月
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平等と公平であることの難しさ『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
まず、タイトルに違和感を感じるだろう。この「ザ・スクエア」とは、参加型のインスタレーションの名前。主人公である現代美術館のキュレーター、クリスティアン(クレス・バング)が、取り掛かっている作品の名前なのである。
8/31 (Mon)-
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しっとり滋味深い、執事のロードムービー『日の名残り』
35歳のカズオ・イシグロが英国を舞台に書き上げた『日の名残り』は、伝統を重んじる英国貴族ダーリントン卿と、彼に仕えた典型的な執事スティーブンスの物語。監督ジェームズ・アイヴォリーの手により1989年に映画化された。
8/28 (Fri)-
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おしどり夫婦の失踪事件を描く『ゴーンガール』
どの国でも失踪事件はセンセーショナルに報道される。ましてや、事件が迷宮いりし、家族に疑いの矢が刺さったなら、人々の見る目も加熱するというものだ。
8/27 (Thu)-
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天才アーティストの人生をふわりと辿る『バスキア』
最近ではスマートフォンを開けば、情報がすぐにたくさん手に入る。たとえば気になるアーティストやミュージシャンがいれば、ソーシャルメディアなどを覗くだけで「朝食には決まってスムージーを飲んでいる」など、ときには私生活丸見えの情報まで入手できてしまう。
8/25 (Tue)-
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「正しい」ってなに?『ドゥー・ザ・ライト・シング』
「正しい」という言葉は厄介だ。とある辞書には「道徳・法律・作法などにかなっている。規範や規準に対して乱れたところがない」とあり、一見白黒ハッキリしているものかのように聞こえる。
8/21 (Fri)-
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史上最長のポルターガイストをジェームズ・ワン監督が描く!『死霊館 エンフィールド事件』
1977年にイギリスのロンドンで実際に起こった史上最長のポルターガイスト。これを題材に、『ソウ』や『インシディアス』シリーズのジェームズ・ワン監督が、期待以上に、より不気味に描いてくれた作品『死霊館 エンフィールド事件』。
8/20 (Thu)-
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アメリカはなぜ"銃社会"なのか『ボウリング・フォー・コロンバイン』
マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー作品の中でもかなり有名な『ボウリング・フォー・コロンバイン』。1999年に起きたコロンバイン高校銃乱射事件を題材に、アポなし取材が得意なマイケル・ムーア監督が突撃インタビュー。
8/19 (Wed)-
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『クレイジー・リッチ!』はアジア人にとって重要な役割を果たしたラブコメ
主要キャストにアジア系の俳優のみを起用したことが話題となったラブコメ『クレイジー・リッチ!(原題;Crazy Rich Asians)』。タイトルどおり「クレイジー」な設定で、見ていてウキウキに。そして、映画でしかありえないようなシンデレラストーリーにドハマリしてしまいます。
8/19 (Wed)-
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学園ホラーをファウンド・フッテージ楽しむ『死霊高校』
モキュメンタリーの一種で、行方不明になった人の記録映像をまとめたファウンド・フッテージ形式の作品。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が一番有名で、私もこの形式の映画を好きでよく見るのですが、そんなファウンド・フッテージに学園ホラーが登場!
8/17 (Mon)-
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夢と現実がごちゃ混ぜになると大変です。『恋愛睡眠のすすめ』
現実では決して起こらないであろうことに想像を巡らせるのは、なかなか楽しい時間の過ごし方である。たとえば音楽をかけながらフライパンで野菜を炒めているとき。曲がサビに入ることを合図に、フライパンに寝そべっていた野菜たちが一斉に起き上がりダンスを披露しはじめる......なんてことが起きたらチャーミングではないか!
8/14 (Fri)-
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本当に言いたいことが、一番言えないもの。『たかが世界の終わり』
これまでの12年間で何をしてきたかと聞かれても、なかなか一言では表しづらい。著名人を見てみると、伝説的バンド、ザ・ビートルズの結成から解散までがだいたい12年間。『ビッグ』で大人に変身してしまった少年を演じたトム・ハンクスは、12年後、『キャスト・アウェイ』でサバイバル生活を送っていた。
8/14 (Fri)-
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もしも恐竜島に漂流しちゃったら−『ダイノトピア』
絵本『ダイノトピア 恐竜国漂流紀』をご存知だろうか。船旅の途中で漂流した父と息子が、恐竜と人間が共存する孤島・ダイノトピアに行き着く。そこで出会ったものは...。
8/14 (Fri)-
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バケーション気分で鑑賞!?『胸騒ぎのシチリア』
飛行機でひとっ飛び...がなかなか叶わない今、映画を観ることは立派な擬似旅行体験。まずは空港に向かい、飛行機が来るのを待ち、今度は...なんて段取りを全部すっ飛ばして、再生ボタンのクリックで旅先にたどり着けるのは意外と悪くない。
8/14 (Fri)-
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英国製ホラー『ドント・ノック・トワイス』は、どんでん返しが2回ある
不気味な屋敷、魔女とウワサされた老女、〇〇をすると呪われるという都市伝説......。ホラー映画の定番中の定番であるこの3つがそろった英国製ホラー映画『ドント・ノック・トワイス』。数あるホラー映画と、なにかしら差別化したユニークな設定は果たしてあるのか......?
8/14 (Fri)-
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カンヌの裏側を切り抜いた映画『クレアのカメラ』
コロナ禍の特異な世の中で、「こうきたか」と唸るようなアイディアを目撃できるのは、稀有な体験である。映像も然り。遠隔で撮影をしたり、家から出られない状況を演出に取り入れたり。制限された環境を逆手にとって、魅力的なものがたくさん生まれている。
8/ 6 (Thu)-
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超有名バンクシーの初監督作品『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』、これまた皮肉たっぷりだった
覆面芸術家として知られるストリートアートのアーティスト、バンクシー。彼は、風刺画で超有名ですが、映画監督としても活動しているってご存知でしたか?
8/ 5 (Wed)-
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号泣してしまった...『クワイエット・プレイス』が「新感覚ホラー」と絶賛されたワケがわかった
「音を立てたら即死」。そんなキャッチコピーで、話題となった『クワイエット・プレイス』。本作の設定から「劇場鑑賞のときは、ポップコーンが食べられない......」という声も続出しました。
8/ 4 (Tue)-
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『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』で描かれる貧困の実態に、あらためてコロナ後のことを考えさせられる。
2017年に公開されたドラマ映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』。海外に滞在していたときに、映画マニアの人から強く勧めてもらった一本なのですが......
8/ 3 (Mon)-
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- 2025年5月23日
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- 『月刊予告編妄想かわら版』2025年05月号
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- 『ジョーカー』に影響を与えた80年代名作『キング・オブ・コメディ』
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- 本当にあった怖い話『デビルズ・バス』
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- 「450×18」が5秒で解ける!? 数字を「かわいく変えて、てなずける」テクニック満載の一冊
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- 労働力不足なのに転職難...... 「ミドル世代」のキャリアのリアルと生存戦略
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- ラーメン二郎、吉野家、スタバ......チェーンめしのうまさの秘密を"科学的&情熱的"に解説!
- 日本には誰からも愛されるチェーン店が数多くありま...
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- ウーマンラッシュアワー村本大輔の「THE SECRET COMEDY SHOW」
- 村本大輔が、まさにここだけの秘密の話を、テキストではなく、音声コンテンツや映像メインでお届けします。
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- 週刊かもめんたるワールド
- メールマガジンでありながら、もはやテキストにこだわらず映像と音声で彼らのコント、コラム、撮り下ろし映像をお届けしてまいります。
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- プチ鹿島の思わず書いてしまいました!!
- 「時事芸人」プチ鹿島が圧倒的なキレとコクで「メルマガ芸人」も目指す毎週更新のコラム集。
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- マキタスポーツの週刊自分自身
- メジャーとマイナーの境界にいる僕は今、自らを実験台としてリアリティショーを生きる。他じゃ絶対書かないとこまで、踏み込む。マジで。
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