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最後の1人まで見届けろ!『ロングウォーク』

『ロングウォーク』 6月26日(金)全国公開

"ホラーの帝王"スティーヴン・キングが別名義で執筆した、事実上の長編デビュー作『死のロングウォーク』。これまで幾度となく映像化が企画されながらも実現しなかった幻の原作が、ついに映画化を果たしました。監督を務めるのは『ハンガー・ゲーム』シリーズなどデスゲーム作品に定評のあるフランシス・ローレンス。そこにA24のプロジェクトにも抜擢されたJT・モルナーが加わり、強力なタッグによってついに完成へと至りました。

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本作は、あの名作小説『バトル・ロワイアル』の着想元としても知られています。物語の背景にあるのは、戦争によって国家が分断された近未来のアメリカ。休息も睡眠も救いもない極限の状況から、「なぜこのデスゲームが始まったのか」という戦争の影を感じ取ることができます。

国を挙げて開催される競技"ロングウォーク"のルールは、一見とてもシンプルです。
 ・最後の一人になるまで、ただひたすらに歩き続けること
 ・時速4.8kmをキープすること
 ・速度が下回り、警告を3回受けると「即死」
選ばれし50人の若者たちが挑むこの地獄の一本道。勝者に与えられるのは、破格の賞金と「願いをひとつ叶える権利」だけです。

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本作は見どころの一つとして、豪華なキャスト陣が挙げられます。ゲームを冷酷に執り仕切る少佐役には、『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミル。そして、ひたすらに歩き続ける参加者たちには、『リコリス・ピザ』のクーパー・ホフマン、『エイリアン:ロムルス』のデヴィッド・ジョンソン、『ベスト・キッド:レジェンズ』のベン・ウォン、『ジョジョ・ラビット』のローマン・グリフィン・デイヴィスといった、将来有望な次世代実力派俳優が集結しています。

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ただ歩くだけのレースでありながら、スクリーンから伝わってくる緊張感は圧倒的です。ストーリーが進むにつれて出場者たちの間に友情が芽生えますが、それは同時に「最後の一人になるまで歩く=目の前の友もいずれ死んでしまう」という不穏な予感を意味し、観客をハラハラさせ続けます。(思わず「こんなに喋りながら歩けるのかな?」と素朴な疑問が浮かぶほど、彼らの対話は密度の濃いものです)。

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後方で脱落者が相次ぎ、容赦なく凄惨な死を迎える展開には思わず目を背けたくなる恐怖もあります。しかし本作の真の面白さは、ただのショッキングな描写に留まらず、深く考えさせられる点にあります。熱狂する観客側の心理、そして参加者たちがなぜこの過酷なレースに志願したのか。一人ひとりの過去や理由が丁寧に浮き彫りになっていくことで、物語の深みが一気に増していきます。

極限状態を生き抜く彼らの行く末に待ち受けるのは、希望か、それとも絶望か――。ぜひ大きなスクリーンで、最後の1人が叶える「願い」の結末を見届けてください。

(文/杉本結)

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『ロングウォーク』
6月26日(金)全国公開

監督:フランシス・ローレンス
出演:クーパー・ホフマン、デヴィッド・ジョンソン、マーク・ハミル
配給:クロックワークス

公式サイト:https://klockworx-v.com/longwalk/
予告編:https://youtu.be/8CQcBnv6dOE
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