『お終活3 幸春!人生メモリーズ』
『お終活3 幸春!人生メモリーズ』 5月19日(金)新宿ピカデリー、イオンシネマ他全国ロードショー
『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(2021年)、『お終活 再春!人生ラプソディ』(2024年)に続き、「終活」という言葉のイメージをポジティブに塗り替えてきた人気シリーズの第3弾となる最新作『お終活3 幸春!人生メモリーズ』がついに劇場公開される。今回のキーワードは、人生を幸せに締めくくる準備を指す「幸春(こうしゅん)」。
物語の軸となるのは、相変わらず賑やかでどこか愛おしい大原家の人々。橋爪功と高畑淳子が演じる大原夫妻の掛け合いは今作でも健在で、観る者に実家のような安心感と笑いを与えてくれる。
本作の魅力は、単なる終活のハウツーに留まらず、誰もが抱える「過去の後悔」や「伝えられなかった感謝」を丁寧に拾い上げている点にある。自分や家族を照らし合わせて考えながら鑑賞する中で今の自分がどれほど多くの奇跡や縁に支えられてきたかを気づかせてくれるはずだ。
「終活」は決して死に向かう準備ではない。これからの日々をより豊かに、笑顔で過ごすための「心の整理術」なのだ。シニア世代はもちろん、親のルーツを知りたい現役世代や、これから自分の人生を築いていく若者たちが観ても、多くの気づきが得られるだろう。
また、30代40代の人も高齢化社会を支える中で介護が必要な人に出会う機会も増加していく。どのように相手の気持ちを考えて接していけばよいのか考えさせられることでコミュニケーションの取り方のヒントになるように感じた。幼いころに自分がしてもらったことを親が年をとったときに今度は子供が返してあげる。それが親孝行なのかもしれない。
笑って、泣いて、最後には心が温かくなる。人生を肯定するエネルギーに満ちた本作。ぜひ劇場で、自分自身の「未来」に想いを馳せながら、この幸せな時間を共有してほしい。
(文/杉本結)
『お終活3 幸春!人生メモリーズ』
5月19日(金)新宿ピカデリー、イオンシネマ他全国ロードショー
監督:香月秀之
出演:高畑淳子、橋爪功、剛力彩芽、小日向文世、三田佳子
配給:イオンエンターテイメント
2026/日本/115分
公式サイト:https://oshu-katsu.com/3/
予告編:https://youtu.be/LJ6D3790ut8
© 2026「お終活3」製作委員会

