夏にぴったりの恐竜エンタメ『ジュラシック・ワールド/復活の大地』

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』 8月8日(金)全国ロードショー
1993年にスティーブン・スピルバーグ監督によって誕生した『ジュラシック・パーク』。恐竜たちの迫力とスリルで世界中を熱狂させ、その後も続編が公開されてきました。2015年には、さらにスケールアップした『ジュラシック・ワールド』が登場し、こちらも多くの話題を呼びました。そしてシリーズとしては7作目となる『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が、8月8日(金)にいよいよ劇場公開を迎えます。本作では、マーベル・シネマティック・ユニバースでブラック・ウィドウ役を演じるなど、多くのアクションをこなしてきたスカーレット・ヨハンソンが、秘密工作の専門家ゾーラ・ベネットを好演。なんと、シリーズ初の女性主人公です。さらに製作総指揮にはスティーブン・スピルバーグが名を連ね、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『ザ・クリエイター/創造者』を手がけたギャレス・エドワーズ監督がメガホンを取ります。
物語の舞台は、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年後。秘密工作員のゾーラ・ベネットは、製薬会社パーカー・ジェニングスのマーティン・クレブスに雇われ、人類を救う新薬の開発に必要な陸・海・空の3大恐竜のDNAを採取する任務に挑みます。ゾーラは仲間を集め、かつてジュラシック・パークの極秘研究が行われていた"禁断の島"へと向かうことに。
「ジュラシック」シリーズにはかかせない"緊張感"は所々にあふれており、手に汗握るシーンが満載。恐竜たちが暴れまわるシーンは最大の見どころで、次から次とスリリングな場面が観客に興奮を与えます。海外レビューでは「オリジナル性に欠ける」との声も多く見受けられましたが、個人的には純粋に「夏にぴったりのエンタメ映画」として大いに楽しめました。
このジャンルの映画というのは、CGへの違和感が少しでもあると、「映画の世界から一瞬現実に引き戻される感」がありますが、本作ではその違和感が一切ありませんでした。恐竜の質感や動きなど、細部にまでこだわり抜かれていて、映画の世界にどっぷりと浸かることができました。
(文/トキエス)
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
8月8日(金)全国ロードショー
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:スカーレット・ヨハンソン、マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリー、ルパート・フレンド、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、ルナ・ブレイズ、デヴィッド・ヤーコノ、オードリナ・ミランダ、 フィリッピーヌ・ヴェルジュ、 ベシル・シルヴァン、 エド・スクライン
配給:東宝東和
原題:Jurassic World: Rebirth
2025/アメリカ/134分
公式サイト:https://www.jurassicworld.jp
予告編:https://youtu.be/Yx6zt4OpLlk
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