あのブギーマンがパワーアップして帰ってきたぞ!『ハロウィン』
『ハロウィン』 2019年4月12日(金)公開
"ブギーマン"。ホラー好きの方は、その名を聞いたことがあるのでは。日本が誇る最恐キャラ・貞子や『エルム街の悪夢』のフレディ、『13日の金曜日』のジェイソンと肩を並べる人気キャラクターです。ブギーマンは1978年の映画『ハロウィン』で初登場。容赦ない殺戮を披露する彼は、長年に渡りホラー映画ファンを唸らし、子どもたちにトラウマを与え続けてきました。そんなブギーマンがなんと、40年のときを超えカムバック!
舞台は、78年同名作品の40年後。ジャーナリストのアーロンとデイナは、78年のハロウィンに起きた殺人事件の真相を追っていました。殺人鬼"ブギーマン"ことマイケル・マイヤーズが収容されている精神病棟を訪ねた彼らは、担当医からマイケルが40年間一言も話さず、感情が不明だと説明されます。その後、二人は事件の被害者であり唯一生き残ったローリー・ストロードへのインタビューを試みます。
彼女は事件以来トラウマを抱え、娘に身の守り方を教えて自身も銃の使い方を習得し、頑丈なフェンスのある一軒家に住んでいました。常に非常事態のことを考えてしまうローリーは、家族から呆れられ、孤立していたのです。しかし、ローリーが長年抱えていた不安は的中! ハロウィン前夜に、精神病棟から患者を輸送する車が事故に遭い、40年ぶりにブギーマンが街へと放たれます。ニュースを聞きつけたローリーは、40年越しの決着をつけるためブギーマンと立ち向かうことに!
78年版でローリーを演じたジェイミー・リー・カーティス、マイケルを演じたニック・キャッスルがそのまま同役を続投! 『ハロウィン』のあの象徴的な音楽ももちろん使われています。現代に蘇ったブギーマンの残酷さは健在......というかさらにパワーアップしているかもしれない! そこに立ち向かうのは当時高校生だったけど、今は立派でたくましいおばあちゃんになったローリー。いい感じに年を取った二人の対決はどう決着がつくのか!? スプラッター的恐怖に、結末への期待がプラスされ、終始ワクワクが止まらない作品に仕上がっています。見事に甦った名作は、海外の有名映画批評サイト「トッテントマト」で80%フレッシュも叩き出してます。もちろんオリジナル版『ハロウィン』を知らない人でも楽しめますよ。
(文/トキエス)
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『ハロウィン』
2019年4月12日(金)公開
監督:デビッド・ゴードン・グリーン
製作総指揮:ジョン・カーペンター
キャスト:ジェイミー・リー・カーティス、ニック・キャッスル、ジュディ・グリアほか
配給:パルコ
原題:Halloween
公式サイト:https://halloween-movie.jp/
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