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やっぱりドイツ語ってかっこいい!『ビジネス・ウォーズ』

ビジネス・ウォーズ (完全無修正版) (字幕版)
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 『ウェディング・クラッシャーズ』や『僕が結婚を決めたワケ』でお馴染みのヴィンス・ボーンが主演を務めるビジネスドラマ(というかもろコメディ)『ビジネス・ウォーズ』。製作はアメリカだし、もちろん彼らは英語を使っていますが、本作を見ると、なんだかドイツ語ってかっこいい! ドイツ語を知っているって得だな! なんて思っちゃいます。

 主人公は、大企業に勤めているダン(ヴィンス・ボーン)。給料5%カットをいきなり宣告され、自分の能力をなかなか認めてくれないことに耐えきれなくなった彼は、起業することを決意。67歳で定年扱いされクビになったティモシー(トム・ウィルキンソン)やちょっとおバカな青年マイク(デイヴ・フランコ)と3人で新しい会社を立ち上げます。一年後、やっとの思いで大企業との契約目前までたどり着いた3人。あとはドイツへ出張にいって契約成立し、握手するだけ......そんな矢先にダンの元上司が妨害を仕掛けてきます。

 あらすじだけ聞くと、ビジネスマンにおすすめしたいお仕事ムービーというイメージですが、それよりもコメディ色がめちゃくちゃ強い! たとえば、ドイツでダンがレンタカーを運転するシーン。マイクが英語ではなくドイツ語のカーナビをオーダーしてしまったことから、彼らはめちゃくちゃ苦戦。ナビが発した一言も意味がわからず口論になります。しかし、そのワードの響きのかっこよさはピカイチ。ダンたちは、勝手に意味を解釈し、好きに使いはじめます。

 このように、ドイツ語ってなんだかカッコいいと思う人は少なくないと思います。現に「ドイツ語の響きが好きで学習をはじめた」という人も多いハズ(わたしもそうでした)。例えば、ボールペンは "クーゲルシュライバー"、マッチ棒は "シュトライヒホルツ"。一つでも単語を知っておけば、なにかの役に立ちそうなカッコいいものばかり。また、ドイツの名所もちょくちょく出てくるので、ドイツの文化に触れたい方もぜひ。ビジネスもちょこっと勉強できて、軽く笑える一本なので、休日におすすめです。

(文/トキエス)

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