地球上で最も危険な場所は死ぬほど絶景だった『エベレスト3D』
映画『エベレスト3D』 は、11月6日(金)に公開です!
ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰、エベレスト。標高8848メートルの山頂は風速時速320km超え、気温は零下26度まで低下、そして気圧は地上の3分の1......死の領域(デス・ゾーン)と呼ばれるそこは、地球上で最も生きるのが難しい場所とも言われている。そんなエベレストで1996年に起こった実話をもとに制作されたのが『エベレスト3D』だ。
ニュージーランドで登山ガイド会社を営むロブ・ホール(ジェイソン・クラーク)は、仕事のため妊娠中の妻・ジャン・アーノルド(キーラ・ナイトレイ)の元を離れ、エベレスト登頂ツアーを開始した。標高5334メートルのところにあるエベレストのベースキャンプで入念な準備を整えたあと、更に3500メートル上の頂上を目指す4日間の冒険に出発。しかし、固定ロープの不備や参加者の体調不良で予定が狂い、登山インストラクターのスコット・フィッシャー(ジェイク・ギレンホール)率いる別の隊と協力するも、下山が大幅に遅れることに。酸素切れや、急激に変化する気候の中、命がけで下山を目指す。
なんと、実際にエベレストで撮影されたという本作。大自然の驚異と、言葉を失うほどの絶景が3Dで体感できるのだ。「山岳映画史上初」と言っても過言ではないエキサイティングで壮絶なサバイバルストーリーは、エベレストならではの絶景とともに、観客たちに強い印象を残してくれることだろう。また、本作は第72回ヴェネチア国際映画祭のオープニング作品としても上映され、2016年のアカデミー賞有力作と期待されまくっている。
生死を賭けた闘いに挑む姿、3Dでしか味わうことのできない臨場感あふれる映像、息をのむほどの自然の恐ろしさなど、ドキドキハラハラの要素がたっぷり詰め込まれている本作は、ぜひ劇場で体感してほしい。エベレストに登頂した者しか見ることができなかった絶景を、空調完備がバッチリな劇場で見られるなんて凄すぎる!と、映画業界の進化に感謝したくてたまらなくなることだろう。
(文/アヤカ)
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『エベレスト3D』
11月6日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開!
監督:バルタザール・コルマウクル
出演:ジェイソン・クラーク、ジョシュ・ブローリン、ジョン・ホークス、ロビン・ライト、エミリー・ワトソン、キーラ・ナイトレイ、サム・ワーシントン、ジェイク・ギレンホール、森尚子ほか
配給:東宝東和
原題:『Everest』
2015/アメリカ・イギリス合作/121分
公式サイト:http://everestmovie.jp
© Universal Pictures