自然災害に襲われたときの対処法が学べる『カリフォルニア・ダウン』
映画『カリフォルニア・ダウン』は9月12日(土)より公開です!
自然災害。それは、予測が不可能なことが多く、突然人類を襲ってくる。特に地震大国である日本は、常に気を抜かずに生活することが大切だ。しかし、実際に災害に見舞われたとき、人工呼吸や、どうやって連絡を取るかなど、あなたはいくつ「生きるための術」を持っているだろうか? ひとつも知恵を持っていないという方にオススメしたいのが、9月12日(土)公開の『カリフォルニア・ダウン』だ。
捜索救難ヘリのパイロットであるレイ・ゲインズは、過去のトラウマから家族に心を開けず、別居中の妻エマに離婚届を渡されてしまう。しかもエマが恋人のダニエルと同居することを知り、夫婦関係は完全に終わろうとしていた。そんな時、ネバダ州で巨大地震が発生。そのレスキュー任務と重なり、娘のブレイクを北カリフォルニアへ送り届けるという父親としての役目も、ダニエルにとられてしまう。全力で任務をこなす中、今度は妻と娘がいるカリフォルニア州に巨大地震が発生! 愛する娘を助けるため、決死のレスキューに向かう。
本作で注目してほしいのは、レスキュー隊員であるレイを父に持つ、ブレイクの知恵。連絡をとれなくなったときの対処法や、津波が来ることがわかれば即座に高い建物を探すなど、咄嗟の判断力に優れている。そんな彼女の行動からは、父親への尊敬、そして愛情も感じられる。一方で、レイも娘を必ず助けたいという思いから、ブレイクが行いそうな行動を予測し、レスキューに向かう。その姿からもまた、娘への愛情を感じられる。そんな父と娘の家族愛に感動し、しかも災害時の知恵まで与えてくれるという本作は、今の日本に、大切な作品ではないだろうか。
愛する娘の救出に挑むレイを演じたのは、『ワイルド・スピード』シリーズでおなじみのドウェイン・ジョンソン。監督のペイトンは「ドウェインは世界屈指のアクションスターというだけでなく、チャーミングでユーモアがあり、親しみやすい。そんな人柄をレイというキャラクターでも見せてくれた」と彼のおかげでレイのストーリーに厚みが増したと絶賛したそう。2013年には、最も興行収入を稼いだ俳優となったドウェインだからこそ表現できたレイのヒーロー性に、男性は憧れ、女性は感動すること間違いなし。
家族の大切さ、そして突然の災害に見舞われたときの対処法を学ぶことができる本作。また、ビバリーヒルズやハリウッドサインが崩壊する臨場感あふれる映像も、ぜひ劇場で体感してほしい。
(文/アヤカ)
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『カリフォルニア・ダウン』
9月 12 日(土)新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほかロードショー
監督:ブラッド・ペイトン
出演:ドウェイン・ジョンソン、カーラ・グギーノ、アレクサンドラ・ダダリオ、ヨアン・グリフィズ、アーチー・パンジャビ、ポール・ジアマッティほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
2015/アメリカ/114分
原題:SAN ANDREAS
公式サイト:www.californiadown.jp
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