ハイヒールで走り回れる女は最強。『ジュラシック・ワールド』
映画『ジュラシック・ワールド』、ついに8月5日に公開です!!!
あのスティーヴン・スピルバーグが世に送り出した名作『ジュラシック・パーク』シリーズの新作『ジュラシック・ワールド』(コリン・トレボロウ監督/スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮)がいよいよ8月5日に公開される。本作は、『ジュラシック・パーク』では実現に至らなかった本物の恐竜を飼育し、至近距離でふれあうことのできる最先端のテーマパークが舞台だ。
パークの最高責任者を務めるクレアは、出世に意欲を燃やすバリバリのキャリアウーマン。ある日、忙しい彼女の元に甥っ子のザックとニックがパークを楽しむために訪れる。が、彼女に子供達の相手をしている時間はまったくなく、フリーパスを渡し自分たちで遊んでもらうことに。その後クレアは、恐竜行動学のエキスパートであるオーウェンと、"インドミナス・レックス"の様子を見に隔離施設へ。"インドミナス・レックス"は、パークをビジネスとして成功させるために開発された新種の遺伝子組み換え恐竜で、知性や攻撃性が未知数。そんな危険なインドミナス・レックスが施設の扉を破壊し逃亡してしまう!
パークで遊んでいる甥っ子たちがたまらなく心配になったクレアは、オーウェンとともに2人の救出に向かうのだが、先ほどもお伝えしたように、彼女はキャリアウーマン。当然ながら身だしなみも完璧である。白のスーツにベージュのハイヒールを着用している彼女は、恐竜に迫られた時、オーウェンもびっくりするほどの全力疾走でジャングルを駆け抜ける。泥だらけになりながらも全力で走りきるパワフルな彼女の姿からは、彼女のパークやお客様に対する責任感、そして甥っ子への愛情がにじみ出ていた。
クレアを演じたブライス・ダラス・ハワードは、この究極のピンヒールアクションを経験し、「おかげで今ではレジュメの特技欄に"ハイヒールでジャングルを走ること"と追加できるわよ」と笑っていたのだとか。クレアを演じたハワード本人もパワフル。このアクションシーンはリアルに観客(とくに女性)をハラハラさせるものになったのだろう。
「少し高めのヒールで靴擦れが不安」「遅刻しそうな時にヒールだと大変」など、ヒールへの不満を抱えているうちは、パワフルなキャリアウーマンには程遠いのかも。いざ何者かに追いかけられても全力疾走できるように、ヒール慣れしておくと、クレアのような最強の女性になれるのかもしれない。
まるで「ジュラシック・ワールド」に自分たちも迷い込んだような迫力を味わいたいならぜひ劇場へ。さらに、3Dで観るとその迫力に空いた口が塞がらないだろう。
(文/アヤカ・ブルクレ)
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『ジュラシック・ワールド』
8月5日(水)全国ロードショー
監督:コリン・トレボロウ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、トーマス・タル
キャスト:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ヴィンセント・ドノフリオ、タイ・シンプキンス ほか
配給:東宝東和
2015/アメリカ/125分
原題:『Jurassic World』
公式サイト:http://www.jurassicworld.jp
Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment
ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment
Universal Pictures and Amblin Entertainment