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マネしやすいプラス思考。新入社員に見てほしいサクセスストーリーの代表作『シンデレラ』

実写版『シンデレラ』は、 4月25日(土)全国公開です!

春、桜が散る頃。世間で最も緊張した毎日を送っていると言っても過言ではない「新入社員」と呼ばれる人たち。知らない先輩とどう仲良くなればいいの? あの上司怖そう・・・。等、毎日ドキドキしながら会社に通っているのでは?
そんな方(特に女子)にオススメしたいのが4月25日に公開される『シンデレラ』。
玉の輿にのった人、チャンスを掴んだ人のサクセスストーリーを「シンデレラストーリー」と言うほど、世の中すべての人が知っている作品。
実は主人公エラはマネしやすいシンプルなプラス思考の持ち主。ぜひ参考にしてみてほしい。

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そもそも「シンデレラ」という名前の由来をあなたは知っているだろうか?
主人公エラは、両親にプリンセスの様に大切にされ、誰もがうらやむ幸せな家庭で育つが、ある日、母が病に倒れてしまう。その時、母はエラに「常に優しく、勇気を持って」と伝え、この世を去る。その後、父の後妻である継母とその娘ドリゼラとアナスタシアを家に迎え入れたが、父も事故死してしまい、取り残されたエラは奴隷のように扱われてしまう。

屋根裏部屋で生活するようになっても「ここは静かだし、友達のネズミもいるわ」と常に明るくプラス思考。でも冬は屋根裏では寒すぎて過ごせない! エラはキッチンの暖炉の前で眠る様に。朝起きると暖炉の灰が顔についてしまい、そんな彼女にいじわるな娘2人は「灰まみれのエラ」という意味の「シンデレラ」と名付ける。
その他にも、同じ席でご飯を食べる事を許されない、一生懸命縫ったドレスも台無しにされてしまう。

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新入社員の中にも、このように上司が意地悪な姉や継母に見えてしょうがないと思う人もいるだろう。
ドレスを引き裂かれ、さすがに落ち込んだエラも話しかけてきた老婆の姿をしたフェアリー・ゴッドマザーに優しくミルクを与える。
母に教えられた「常に優しく、勇気を持って」という言葉を忘れずに、貧乏でも毎日明るく過ごしているエラは、まさに新入社員がマネしやすいプラス思考だ。
仕事のスキルもお金も掴むのはまだまだ先! と思っている新入社員も、「常に優しく、勇気を持って」行動していれば、優しくて明るい人柄を評価されたエラのようなシンデレラストーリーがつかめるかもしれない。
ちなみにエラのナチュラルメイクも新入社員がマネしやすいのでぜひ参考に。
シンプルなプラス思考が生み出すシンデレラストーリーを参考に"常に緊張の毎日"から"ワクワクな毎日"に変えてみては。
そして、フェアリー・ゴッドマザーがカボチャを馬車に変身するシーン、エラのドレスを変身させるシーンは、さすがディズニー! 心躍る数々の映像は必見。ぜひ映画館で体感してほしい。

(文/アヤカ・ブルクレ)

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『シンデレラ』
4月25日(土)全国公開!

原題:CINDERELLA
監督:ケネス・ブラナー
脚本:クリス・ワイツ
出演:リリー・ジェームズ、ケイト・ブランシェット、リチャード・マッデンほか
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2015/アメリカ/105分

公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/cinderella
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