韓国版ラブアクチュアリー!?『ハッピーニューイヤー』

『ハッピーニューイヤー』 12月9日（金）新宿ピカデリーほか全国ロードショー

『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨンが韓国を代表する最旬豪華キャストと贈る、この冬ハッピー必至のロマンティックラブストーリー。

高級ホテル＜エムロス＞は、クリスマスと新年を祝うホリデームードに満ち溢れていた。15年間も男友達への告白をためらっているホテルマネージャー（ハン・ジミン）。イケメンで優秀、だけどちょっぴりクセのあるCEO（イ・ドンウク）。人生どん底の就活生（カン・ハヌル）。下積みを経てついにスターの座へ登り詰めた、人気アーティスト（ソ・ガンジュン）。初恋の相手と40年ぶりに再会したドアマン...数時間後にニューイヤーが迫るなか、次から次へと舞い込んでくるドタバタ＆ドキドキの数々。果たして彼らの14人14色なロマンスは"ハッピー" な来年を迎えられるのか？

登場人物14人！なんと、一人一人全員が主役といっても良いほどしっかりとどのエピソードも描かれています。というのも、豪華俳優のオンパレード！どこの場面を切り取っても絵になるんです。登場人物が多い場合どこかのエピソードが物足りなかったり回収しきれなかった？と思うこともあるのですが、本作大満足なんです！全部のエピソードが丁寧かつドキドキや切なさ、わくわく...ポジティブな気持ちが次々と押し寄せてきます。

大好きな人に正直な気持ちを言わないであとから後悔したなんとも言えないモヤモヤとした気持ち。きっと、このヒリヒリした気持ちは一生消えることはないけれど愛に溢れた解決方法がこの作品の中には確かにあって素敵でした。

全ての恋がうまくいくことはない。だけど、自分のことをみてくれている人が1人いるだけで世界が変わるような気持ちになれました。劇中歌もどれも楽しく、エンドロールまでニヤニヤしながらみてしまいました。
クリスマスとお正月が余すことなく楽しめる作品となっております。誰とみても楽しい気持ちになれる映画なのでこの時期のデート映画ならイチオシ！
また、1年の最後を明るい映画で締めたい人にもおすすめです。

（文／杉本結）

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