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最愛の人に出会わなかった人生の行方『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』

『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』 5月7日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国順次ロードショー!

 フランスの大ヒット映画『あしたは最高のはじまり』などで知られるユーゴ・ジェラン監督がおくる新たなラブストーリー『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。5月7日(金)に公開した本作は、「一番大切な人に出会わなかったら、人生どうなっていたのだろう」というジェラン監督のふとした発想からスタートしたプロジェクト。構想からなんと約10年という月日をかけて誕生した物語です。そんな本作、「愛」の意味を深く考えさせられます。

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 主人公は小説家を目指す高校生のラファエル。彼は放課後、ピアノを奏でるオリヴィアと出逢い、一目惚れします。そしてふたりは交際に発展し、やがて結婚。それから10年の月日が経ち、ラファエルは小説が大ヒットして、今や大人気ベストセラー作家となっていました。一方で、ピアニストとしての成功を目指しながら小さなピアノ教室を開いていたオリヴィアは、多忙なラファエルとのすれ違いに孤独を感じていました。ある日、オリヴィアと口論になってしまったラファエルは家を飛び出し、お酒を飲んで気を紛らわせます。翌日、頭痛とともに目が覚めたラファエルは、出会う人々の様子がおかしいことに気づきます。なんと彼は、人気作家ではなく国語の教師で、さらにオリヴィアは人気ピアニストで活躍するという、立場が全く逆になった"もう一つの世界"にいたのでした。しかも、オリヴィアとラファエルは"赤の他人"。彼は「オリヴィアともう一度愛し合うことができれば、元の世界へ戻れる」と信じ、親友にサポートを頼みながらオリヴィアに接触を試みます。

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 オリヴィアに接触する際、親友に彼女の好きなコーヒーやスイーツ、音楽などについて聞かれ、すらすらと答えるラファエル。これ、かなり序盤のシーンなのですが、そこで彼は改めてオリヴィアのことを心から愛していることに気づくのです。そんな"気づき"が後半にもたくさん盛り込まれていて、長年連れ添った人をもう一度改めて愛することがどれだけ大切か、私たちに教えてくれます。さらに淡い初恋を思い出させてくれるようなロマンチックなシーンも豊富。そして、ラストのラファエルの"ある決断"には「これが本当の愛なのか......!」と、心打たれます。マンネリ化したカップル、愛とは何かわからなくなってしまった人、素敵なラブストーリーをただただ楽しみたい人、どんな人でも心に刺さる一本になっています。

(文/トキエス)

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『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』
5月7日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャイン(池袋)ほか全国順次ロードショー!

監督:ユーゴ・ジェラン
出演:フランソワ・シビル、ジョセフィーヌ・ジャピ、バンジャマン・ラヴェルネ
配給:シンカ

原題:Mon Inconnue
2019/フランス・ベルギー合作/118分
公式サイト:love-second-sight.jp
© 2018 / ZAZI FILMS - MARS CINEMA - MARS FILMS - CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - C8 FILMS

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