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FBIが一般人の殺しに関与...?リーアム・ニーソンが巨大な陰謀を暴く『ブラックライト』

『ブラックライト』 3月3日(金)公開

 数々のアクション映画に出演してきたリーアム・ニーソン。彼の代表作の一つといえば、『96時間』シリーズですよね。秘密工作や行方不明の家族、そして最高の復讐劇...今思い出すだけでも「最高!」と叫びたくなる同シリーズと、肩を並べるのではないか?と思うほど、観客を夢中にさせる銃撃戦やカーチェイスが満載の最新作『ブラックライト』が、3月3日(金)に公開決定! 『96時間』を彷彿とさせるようなストーリーラインですが、もちろん物語はまったく別物へ。リーアム好きな方、アクションスリラー好きな方は必見です。

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 本作でリーアムが演じるのはFBIの秘密工作員トラヴィス・ブロック。通称"フィクサー"と呼ばれるトラヴィスの任務は、極秘任務で潜入捜査している秘密捜査官に危機が迫った際、救出し更生させるというものでした。しかし、ある日、救出した潜入捜査官ダスティ(テイラー・ジョン・スミス)から聞かされたのは、FBIが一般人の殺しに関与しているという、なんとも信じ難い話。さらに、ダスティが記者のミラにその情報をリークしようとしたとき、何者かに殺害されてしまうのです。トラヴィスはミラと調査を開始しますが、そんな中、トラヴィスの娘と孫娘が誘拐されてしまい......。

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 トラヴィスは、危険な任務をこなす一方で、娘のアマンダや孫娘ナタリーともっと一緒にいたいと願う、普通のおじいちゃん的な顔も持ち合わせています。しかし、"フィクサー"という仕事のせいで、家庭と仕事のバランスを保つことは困難......。そんなトラヴィスと、不正を働いた秘密捜査官ダスティ、真実を追求する記者のミラ。この3人を中心に進んでいく物語。典型的なアクションスリラーとしてストーリーは進んでいきますが、物語は観客の心を躍らす意外な展開へ。

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 重要な任務をこなす一方で、家族と充実した時間を過ごしたいと葛藤するトラヴィス。果たして、彼は娘や孫娘と再会できるのか......? リーアムが得意とする手を使った戦闘や銃撃戦のスリリングと共に、優しいおじいちゃんの一面を持つリーアムも堪能してほしいです。

(文/トキエス)

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『ブラックライト』
3月3日(金)公開

監督:マーク・ウィリアムズ
出演:リーアム・ニーソン、エイダン・クイン、エミー・レイヴァー・ランプマン、テイラー・ジョン・スミス
配給:クロックワークス

原題:BLACK LIGHT
2021年/オーストラリア/104分
公式サイト:http://klockworx-v.com/blacklight/
©︎2021 BL Productions LLC; Allplay Legend Corporation

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