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韓国で大ヒット!『白頭山大噴火』

『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』 8月27日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクら韓国最高の俳優陣が豪華共演を果たし、本国で観客動員数820万人超えの大ヒットを記録したタイムリミット・ディザスターアクションが、ついに日本のスクリーンにもやってきた!

朝鮮半島の南北に跨る火山・白頭山で観測史上最大の噴火が発生する。
その噴火にともなう大地震の影響でソウルのビルまでもが倒壊してしまう。まさかの事態に朝鮮半島は大パニックに陥る。史上最悪の災害を止めるため、政府は白頭山の地質分野の権威である大学教授カンに協力を要請する。カンは半島を崩壊させるほどのさらなる大噴火が起こることを予測する。
タイムリミットは75時間―韓国軍爆発物処理班の大尉チョ・インチャンは部隊を率いて、北朝鮮へ潜入し火山の鎮静化を図る秘密作戦を実行に移す。そのためにはまず作戦成功のカギを握る北朝鮮・人民武力部の工作員リ・ジュンピョンを見つけ出し、次の大規模噴火を何としても食い止めなければならない。果たして彼らは、朝鮮半島の崩壊を阻止することが出来るのか!?

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ハ・ジョンウが韓国特殊部隊の指揮官インチャンを感情豊かに、アクションはキレキレに演じていた。イ・ビョンホンとのアクションシーンも本作の見どころと言える。
また、妊娠中の妻をもつ夫という側面も持っているという役で、奥さんにみせる顔が任務の時にみせる顔とガラリと変わるところも、ギャップ萌えポイントだろう!

極秘作戦の成否のカギを握る北の工作員ジュンピョンをミステリアスに演じたイ・ビョンホンは、本作で"韓国のアカデミー賞"とも称される、第56回大鐘賞映画祭・主演男優賞を受賞している。
ミステリアスな役どころながら、徐々に人間味がみえてくるという作品のなかでみせるドラマ的な部分でもキーマンとなっている。
若くみえるが現在51歳ということにも驚きだ。

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忘れてはいけないのは、白頭山噴火を予見していた大学教授カン・ボンネを演じるた"マブリー"ことマ・ドンソク。コミカルな役が多いマ・ドンソクが意外と真面目な地質学者という役どころをそつなくこなしている。いつ面白いことを言ってくれるんだろうと、心の中で少し期待しながらみてしまうのは私だけではないはず。マーベル最新作『エターナルズ』の出演も決まっているマ・ドンソク。今後の活躍も楽しみな俳優が脇を固めているあたりも本作の大ヒットの要因の一つと言えるだろう。

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序盤の噴火直後に起きる地震のシーンはスリル満点で、有り得ないようなドライブテクニックと運の良さ?で落下物や様々な物との衝突を回避するシーンはとても楽しめた。
そして、登場人物のバックグラウンドがストーリーが進むにつれて徐々にみえてくる。その見せ方が、回想シーンではなく自然な流れの中にあることが、ストーリーに没頭して見られる、という意味でうまくできていた。
総合的にハラハラドキドキしてみられるエンタメ性の高さと、命の大切さや大事な人を思う気持ちなどといったドラマ的要素のバランスがよくとれている作品だった。
老若男女問わず誰もが楽しめるストーリーとなっている。

(文/杉本結)

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『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』
8月27日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

監督:イ・ヘジュン
出演:イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク、チョン・ヘジン、ペ・スジ ほか
配給:ツイン

2019/韓国/128分
公式サイト:https://paektusan-movie.com/
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