橋本環奈は血まみれでもかわいすぎる......!『シグナル100』
『シグナル100』 2020年1月24日(金)公開
25万部以上を売り上げたベストセラーコミック『シグナル100』がついに実写映画化。主演は2019年に4本もの話題作に出演し、絶大な人気を誇る "千人に一人"の逸材、橋本環奈。その他、ネクストブレイク必至の若手俳優達が集結。カギを握る先生役を中村獅童が務めました。
舞台は、とある高校の視聴覚室。担任教師の下部(中村獅童)に呼びだされた樫村(橋本環奈)たち36人の生徒は、突如不気味な映像を見せられてしまいます。その映像はなんと「自殺催眠」の暗示で、催眠が発動してしまうと自ら命を絶ってしまうという恐ろしいものでした。シグナルは全部で100種類。「遅刻をする」「スマホを使う」「涙を流す」「学校から出る」など、何気ない普段の行為が突如死を招く......そんな窮地に立たされた生徒たちは、催眠を解く方法を見つけるために奮闘します。
橋本環奈演じる樫村は、芯が強くクールなキャラクター。死ぬことを恐れ立ちすくむ生徒たちの中、自発的に行動していきます。その行動にサッカー部の男子たちがついていくなど、率先してリードしていく強い女の子。血まみれでもあんなに可愛いのはなぜだろう。怯えている顔も必死の顔も、教師の下部に反抗する姿もすべてが可愛く見えてしまう橋本環奈はやっぱり"千人に一人"だなとあらためて実感させられます。
学校のクラスを舞台に次々と生徒たちが死んでいく作品は『バトル・ロワイアル』や『悪の教典』などさまざまありましたが、そんな作品の中で一番、幅広い死に方の種類に圧倒される一本でもあります。グロテスクなのが苦手な方は橋本環奈に癒やされながら耐えてください。
(文/トキエス)
***
『シグナル100』
2020年1月24日(金)公開
監督:竹葉リサ
原作:宮月新・近藤しぐれ『シグナル100』(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
出演:橋本環奈、小関裕太、瀬戸利樹、甲斐翔真、中尾暢樹 ほか
配給:東映
2020/日本映画/88分
公式サイト:https://www.signal100.jp
(c)2020「シグナル100」製作委員会