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つられ笑いが止まらない!アクション映画『ザ・ファブル』

『ザ・ファブル』 6月21日(金)より全国ロードショー!

 "今、一番面白い"と話題のコミック「ザ・ファブル」がV6の岡田准一を主演に迎え、ついに映画化! これまでシリアスなドラマや時代劇など多方面で活躍してきた岡田准一ですが、なんと漫画原作は、本作が初挑戦なんだとか。そんな本作、岡田准一扮するファブルの笑い方に、つられ笑いが止まりません(笑)。

 主人公は、殺し屋ファブル(岡田准一)。どんな相手も6秒以内に殺すことから、裏社会では誰もが「伝説」と恐れる存在でした。そんな彼の次なるミッション、それは1年間誰も殺さずに一般人に溶け込むこと! ファブルは佐藤アキラという名で相棒のヨウコ(木村文乃)とともに一般の生活をスタートさせます。しかし、ファブルの存在に憧れる殺し屋に狙われ、さらには裏社会の人間たちが引き起こすトラブルに巻き込まれてしまいます。挙句の果てには、バイト仲間のミサキ(山本美月)が人質に! 果たしてファブルは誰も殺さずに、人質を救出できるのか......!?

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 佐藤アキラとなったファブルは、インコを飼い始め、時給800円のバイトをスタート。チンピラに絡まれても、痛いフリや殴られるフリをして "普通のプロ"になろうと努力します。"普通のプロ"、それだけですら面白いのに、笑いが止まらないシーンは他にも。それは、ファブルがハマっている芸人、ジャッカル富岡(宮川大輔)を見た時のファブルの笑い方。全力で爆笑しているので、こっちまでつられ笑いしてしまいます「ちょ...その笑い方やめて!(笑)」と私も劇場で、肩を震わせながら笑っちゃいました。そんな笑いどころ満載な本作ですが、アクションも負けてはいません! 注目は、ファブルに憧れる殺し屋フード(福士蒼汰)とファブルの戦い。迫力満点で、空いた口が塞がりません。爽快な気分になりたい人や、笑いを欲している方はぜひ劇場へ! スリル満点なアクションも、ぜひ大スクリーンで体感してほしいです。

(文/トキエス)

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『ザ・ファブル』
6月21日(金)より全国ロードショー!

監督:江口カン
原作:南勝久「ザ・ファブル」(講談社「ヤングマガジン」連載)
出演:岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理ほか
主題歌:レディー・ガガ「ボーン・ディス・ウェイ」(ユニバーサル ミュージック)
配給:松竹

2019/日本映画/123分
公式サイト:http://the-fable-movie.jp/
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

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