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極悪なのに、惚れる!『ヴェノム』

『ヴェノム』 11月2日(金)より全国ロードショー

 いよいよ!マーベルファン待望の最新作『ヴェノム』が11月に公開されます! 待って待って待ちくたびれていた私。やっと鑑賞できたので、この興奮と思いを本記事にぶつけていきたいと思います!

 主人公は敏腕記者のエディ・ブロック(トム・ハーディ)。彼は、人体実験で死者を出しているというライフ財団の噂の真相を突き止めるべく、財団トップのカールトン・ドレイク(リズ・アーメッド)を直撃取材します。しかし、取材は即刻中断され、さらにエディはクビを言い渡されてしまいます。ライフ財団の噂の情報源は、同棲していた恋人・アン(ミシェル・ウィリアムズ)の仕事用PC。そのため、アンも仕事を失う羽目になり、自分勝手なエディは別れを告げられます。住む場所も恋人も仕事もなくなったエディは自暴自棄に陥っていましたが、ある日、ライフ財団の科学者ドーラがエディに接触し「あなたの追求はすべて事実よ」と告白! エディはドーラに手を貸し、再び真相に迫ります。研究所へと忍び込んだエディは、人体実験の被験者と接触。そこで地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまい......エディの体にとてつもない変化が起こり始めます。

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 身勝手なダメ男に驚異的なパワーを持つシンビオートが寄生し誕生したヴェノム。完璧じゃないダークヒーローは、期待をいい意味で裏切り、残虐で恐ろしい。彼の行動は予測不可能でとっても危険。これぞ最強の悪役。しかしそんな最強の悪役になぜかうっとりしてしまうのは、ヴェノムの繰り広げるブラックユーモアによるもの。ところどころ笑わせてくれるヴェノム。すっかりハートを奪われました。

 恐ろしくも、魅力的なヴェノム。鋭い歯と気持ち悪い長い舌。ファンの期待を裏切らない視覚効果部門の活躍に拍手を送りたい! 最後のバトルシーンは、開いた口が塞がらないです! これは、大画面スクリーンで鑑賞必須作品です。

(文/トキエス)

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『ヴェノム』
11月2日(金)より全国ロードショー

監督:ルーベン・フライシャー
脚本:スコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナー、ケリー・マーセル、ウィル・ビール
出演:トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコット
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

原題:VENOM
2018/アメリカ/112分
公式サイト:http://www.venom-movie.jp

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