もやもやレビュー

セックスレスに悩む男子は、女性の欲望が詰まった『フィフティ・シェイズ・フリード』を参考に。

『フィフティ・シェイズ・フリード』 10月5日(金)より全国公開!

 女性のための過激な官能ラブストーリー、『フィフティ・シェイズ』シリーズ。いよいよ10月5日に完結編『フィフティ・シェイズ・フリード』が日本で公開されます。1作目は、美しくもエロいストーリー、2作目はちょっぴりサスペンス要素も入ってワクワク感がプラスされ、シリーズ完結の本作は、二人の結婚生活に危機が迫る......!! 過激さも、サスペンス要素も官能度もレベルアップしております。

 本作は、ジェイミー・ドーナン演じる若きCEOクリスチャンと、ダコタ・ジョンソン演じるアナスタシアの結婚式のシーンからスタート。その後、プライベートジェットでパリへ旅行したり、一軒家を購入したりと、女性の夢がたっぷりと詰まった時間が流れます。それは、子供のころに憧れたプリンセスのような暮らしがリアルに再現されている、といった感じ。しかし、そんな幸せ真っ只中の二人を待ち受けていたのは、命にかかわる衝撃的な事件! しかも、 "とある過去"が関わっていることが発覚し......。

 前2作に負けないくらい過激な官能シーン満載の本作。しかし、どれも「エロい!」じゃなく「美しい!」と感じてしまうのは、主演二人の完璧すぎる肉体美と、ゴージャスな背景のせいだと思います。1作目が公開されたとき、SMシーンの描写に賛否両論があり、劇中のシーンを真似した人たちが事故にあったなんてニュースもありましたが、確かに、真似したくなる気持ちもわからんでもない!

 最終章である本作は、夫婦関係であるからこその束縛や、嫉妬が、二人の関係をより過激にします。本作は、恋愛に刺激を求める人や、彼女とセックスレスな男子たちにおすすめ。女性の快楽、願望を曝け出した本作を見れば、きっと彼女との関係を良くするためのヒントを見つけ出せるかも。

(文/トキエス)

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『フィフティ・シェイズ・フリード』
10月5日(金)より全国公開!

監督:ジェームズ・フォーリ-
出演:ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナン、リタ・オラ、マーシャ・ゲイ・ハーデン
原作:ELジェイムズ「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(早川書房刊)
配給:東宝東和

2018/アメリカ/105分
(C)2017 UNIVERSAL STUDIOS

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