「体力的にツラかった」とドウェインが語った超絶アクションはスリル満点!『スカイスクレイパー』
『スカイスクレイパー』 絶賛公開中!
『ワイルド・スピード』シリーズや『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』など、出演作が必ずといっていいほど、ぽんぽんぽんっと大ヒットする人気アクション俳優、ドウェイン・ジョンソン。彼の新作『スカイスクレイパー』が、先週末から公開されています! 強靭な肉体を持ち、 過去に"ザ・ロック"という名でプロレス界で大活躍、そしてこれまで過酷なアクションシーンを撮影してきたスーパーヒューマンであるドウェインが「これまでで一番肉体的にハードだった作品」と明かした本作。気になるその内容とは!?
主人公は、元FBI人質救出部隊のリーダー、ウィル(ドウェイン・ジョンソン)。彼はある事件で心身ともに傷を負って救出部隊を退き、現在は危機管理のコンサルタント会社で働いています。ウィルは、香港に新しく建造された高さ1キロメートル、240階建の世界最大ビル「ザ・パール」の保安査定を依頼され、家族とともに滞在。無事点検を終えようとしていたころ、突如テロリストが襲撃! 超安全だったハズのザ・パールは、またたく間に戦場と化し、燃え上がる炎の上層には、ウィルの家族が取り残され......!! 愛する妻と幼い子どもたちを助けるため、ウィルはたった一人で救出に向かうことに!
ザ・パールに侵入するために、高いところによじ登り、決死の大ジャンプ! これだけ聞くと、普通のアクションにも思えますが、さまざまなハンディキャップや、超絶高いロケーションが観客の不安と興奮を煽ります。他にも全速力で走ったり、バイクで香港の街を駆け抜けたり、ドウェインの良さを最大限に活かしたアクションシーンがてんこ盛り! しかし私が思う本作のポイントは、スリルや大迫力アクションの中に「もう、お茶目なんだから」とツッコみたくなるような"ほっこりとした笑い" がちょこちょこ盛り込まれていること。監督が、『なんちゃって家族』や『セントラル・インテリジェンス』など大ヒットコメディを生み出してきたローソン・マーシャル・サーバーだということにエンドロールで気づき、納得できました。
また、注目してほしいのは、ウィルがザ・パールの壁を這うシーン。彼が使ったのは、誰でも手にとったことがある日用品アイテムなんです。エンドロール後には、その日用品に感謝したくなっちゃいます。ぜひ劇場でチェックしてみてくださいね。
(文/トキエス)
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『スカイスクレイパー』
絶賛公開中!
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
出演:ドウェイン・ジョンソン、ネーヴ・キャンベル、パブロ・シュレイバー、チン・ハン ほか
配給:東宝東和
原題:SKYSCRAPER
2018/アメリカ/102分
公式サイト:skyscraper-movie.jp
© Universal Pictures