人と目を合わせて挨拶できない人にオススメしたい『パディントン』
映画『パディントン』 は、2016年1月15日(金)に公開です!
海外ではよく「おはよう、今日もいい天気だね!」と、挨拶をご近所さん同士でやっているイメージがある。しかし日本では、ご近所さんレベルのあまり仲良くない人に挨拶をすることは案外、勇気がいると思う。「......ます」と語尾しか聞き取れない挨拶をする人、目を合わせられない人、本当は気持ちよく挨拶したいのに、なぜかできない人......そんな人たちにぜひオススメしたいのが、来年1月15日公開の『パディントン』だ。
世界40ヶ国以上で翻訳、全世界3500万部以上の売り上げを誇る、クマが主人公のロングセラー児童小説(日本では『くまのパディントン』で知られている)を実写化した本作。一見、子ども向けムービーに思えるが、米誌Rolling Stoneが「全ての人向けのファミリームービーだ!つまり子どもも大人も、退屈で見をよじることはないということ」と絶賛するほど、老若男女だれでも楽しめる作品に仕上がっているのだ。
ペルーからはるばるロンドンのパディントン駅にやってきたクマ。育ててくれたおじさんたち(もちろんクマです)の教えで、紳士的な言葉使いで、きちんと帽子をとりながら挨拶をする。しかし、誰からも相手にしてもらえないのだ。それは、彼が野生のクマだから。初めて来た都会に戸惑い、途方に暮れながらも必死に話しかけるが、彼の前を通る人は、見事に彼を完全無視。そんな彼を見つけ、気にかけてくれたのが、ブラウン一家のお母さん、メリーだった。出会った駅名から彼に「パディントン」と名付け、家へと連れて帰る。
「ロンドンは思っていたところではなかった」「みんな挨拶しても無視する」と、初日から落ち込みまくったパディントン。しかもブラウン家の主人ヘンリーは、彼を信用しようともしない。そんな中にあってもパディントンは、つねに紳士的な態度を忘れない。他人に親切にすることで、徐々にまわりが心を開いてくれるのだ。
劇中のパディントンのように、無視されてもめげることなく、常に紳士的な姿勢を忘れなければ、苦手な人との挨拶も徐々に気持ちのいい挨拶にかわることだろう。また、本作ではハラハラドキドキのトラブルも起こる。そんなトラブルに対する、パディントンによる紳士的な対処法も見どころだ。紳士なクマが愛らしくてたまらない『パディントン』は来年1月15日全国ロードショー!
(文/アヤカ)
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『パディントン』
2016年1月15日(金)より全国ロードショー
監督:ポール・キング
出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ニコール・キッドマン、ヒュー・ボネヴィルほか
配給:キノフィルムズ
原題:PADDINGTON
2014/イギリス/95分
公式サイト:http://paddington-movie.jp
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