豪華キャストが挑むリアルな結婚の葛藤『新しい夫婦の見つけ方』

- 『新しい夫婦の見つけ方 (字幕版)』
- ジョー・スワンバーグ,ジェイク・ジョンソン,ジョー・スワンバーグ,ジェイク・ジョンソン,ローズマリー・デウィット,オーランド・ブルーム,ブリー・ラーソン,サム・ロックウェル,Mike Birbiglia

- >> Amazon.co.jp
『ハンナだけど、生きていく!』など、インディーズ界で注目を集めてきた監督ジョー・スワンバーグ。彼が手掛けた『新しい夫婦の見つけ方(原題: Digging For Fire)』は、倦怠期を迎えた夫婦のすれ違いを描いた一本です。ローズマリー・デウィットとジェイク・ジョンソンが夫婦役で主演を務め、そのほかオーランド・ブルームやサム・ロックウェル、アナ・ケンドリック、ブリー・ラーソンなど豪華キャストが脇を固めています。
物語は、ヨガインストラクターのリー(ローズマリー・デウィット)がクライアントの豪邸の留守番を任され、夫のティム(ジェイク・ジョンソン)と3歳の息子ジュードと共に週末を過ごすことから始まります。そこで、ティムが裏庭に埋まっていた人骨らしきものと銃を発見。友人を呼んで本格的に死体探しをスタートさせます。一方のリーは、結婚生活に不満を感じており、息抜きに出かけたバーで魅力的な男性ベン(オーランド・ブルーム)と出会い、心惹かれていきます。
"死体探し"というユニークな設定を通して、私立と公立の教育格差、夫婦間のすれ違いなどについて正論が飛び交う会話が多く登場する本作。即興にも見える自然な会話は、リアルで生々しく、「こういう夫婦、実際にいるよな」と思わされる場面もあります。
「結婚とは妥協だ」という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、本作はその言葉の意味をもう一度問い直してくるような作品に仕上がっています。妥協が必要なのか、それとも妥協できないことこそが問題なのか...そんな葛藤を、1組の夫婦を通じてじっくり考えることができます。マンネリ気味の関係に悩む夫婦が観たら、何かしらの気づきがあるかも。
ちなみに、ティム役のジェイク・ジョンソンは本作で共同脚本も担当。また、息子ジュードを演じたのは監督の実の息子、ジュード・スワンバーグです。その愛らしい演技にも注目です。
(文/トキエス)

