もやもやレビュー

ティモシー・シャラメが迷い込む"映画の街"『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(字幕版)
『レイニーデイ・イン・ニューヨーク(字幕版)』
ウディ・アレン,ウディ・アレン,ティモシー・シャラメ,エル・ファニング,セレーナ・ゴメス,ジュード・ロウ,ディエゴ・ルナ,リーヴ・シュレイバー
商品を購入する
>> Amazon.co.jp

『アニー・ホール』などで知られるウディ・アレン監督が、雨のニューヨークを舞台に描いたロマンティックストーリー『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』。主演のティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスといった実力派の若手俳優たちが集結し、洗練された雰囲気の中で予測不能な恋模様が描かれています。

ニューヨークで大物映画監督の取材をするチャンスが舞い降りてきた学生記者のアシュレー(エル・ファニング)。彼女の恋人で生粋のニューヨーカーであるギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、アシュレーに同行し、ニューヨークの街を案内するためにいろんな計画を立てます。しかし、アシュレーは取材中にあるスクープを掴んでしまい、予定は次々と変更に。ギャツビーは彼女を待つ間に、偶然再会した旧友の学生映画の撮影に巻き込まれ、元カノの妹チャン(セレーナ・ゴメス)とのキスシーンを撮ることに・・・。一方のアシュレーも、取材を通じて脚本家(ジュード・ロウ)や人気俳優(ディエゴ・ルナ)と次々に出会い、映画の世界へ引き込まれていきます。

本作の中心にあるのは"映画"。映画監督や脚本家との交流、そして学生の映画撮影。そのすべてがニューヨーク内で行われており、ニューヨーカーとしての生活を見ることもできるのも楽しいポイントです。ニューヨーク生まれのウッディ・アレン監督が描くニューヨークの街と人々への愛が詰まった一本です。

なお本作は、アレン監督が過去に性的虐待で訴えられていた影響で、米国での劇場公開が中止されたことでも話題になりました。主演のティモシー・シャラメは、本作のギャラを受け取らず「Time's Up」基金(ハリウッドの著名人らによって発足された支援基金)などに全額寄付。セレーナ・ゴメスとエル・ファニングも同様に、基金への寄付を行ったことを明かしています。

(文/トキエス)

« 前の記事「もやもやレビュー」記事一覧次の記事 »

BOOKSTAND

BOOK STANDプレミアム