北村匠海さんら豪華キャスト登壇!Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」全世界最速上映会が開催
Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」 Netflixにて独占配信中
1990年から4年間週刊少年ジャンプで連載された冨樫義博による伝説的大ヒット漫画「幽☆遊☆白書」(ジャンプ・コミックス刊)。30年の時を経て、なんと待望の実写化が決定。2023年12月14日(木)のNetflix世界独占配信に先駆け、都内で「幽☆遊☆白書」全世界最速上映会が開催されました。
有明アリーナで開催された同イベントは、約5000人のファンや多くのメディアが駆けつけ、さらには同時にその模様が生配信。そんなビッグイベントでは主演を務める北村匠海さんをはじめ、志尊淳さん、本郷奏多さん、上杉柊平さん、白石聖さん、古川琴音さん、見上愛さん、清水尋也さん、町田啓太さん、梶芽衣子さん、滝藤賢一さん、 綾野 剛さん、月川翔監督ら超豪華キャスト・スタッフが集結しました。
1人ずつ登場すると会場からは歓声が湧き上がり、登壇者が客席に向かってボールを投げるファンにはたまらないサービスも! さらには、浦飯幽助役の北村さんが霊丸を放つ演出などもあり、開始早々から迫力満点。
上映がスタートする前に、ステージ上にはキャストと監督が登壇。同シリーズの印象的なエピソードを聞かれ、北村さんは「すべての日々が印象的すぎて、ピックアップするのが難しいですね」とコメント。アクションシーンを昼夜逆転で撮ったり、毎日ワンカットずつ取り進めたりするなど、多忙だったという彼は「現場で出るご飯がおいしかったですね。さすがネットフリックス様だなと思いました」と話し、会場から笑いが巻き起こりました。「現場でのご飯って本当に大事」「ご飯が美味しいだけで、僕らも目の前の一瞬に全力を出せる」「僕と桑原は体を作っていたので、ご飯2杯いけるよねと言いながら食べた。ちょっと部活的で有意義でした」(北村さん)
また戸愚呂兄弟を演じた滝藤賢一さん、綾野剛さんは、ロサンゼルスのスタジオにて撮影を行ったそう。ロサンゼルスでの特殊な撮影現場に入ったのは2人が日本人で初。綾野さんは「実際現場に行ったら、チームをあたたかく迎えてくださって、同じベクトルに向かって一緒になって熱狂してくれて感動しました」「エンターテイメントには国境がないというのを肌で体感しました」としながらも「(北村)匠海くんはもちろん、その環境にみんなで行きたかったな」「大切な時間になりましたね」と感慨深い様子を見せました。一方、滝藤さんは「僕も日本初とは言いながら、剛くんが先に行っていたので、僕は2番目です(笑)」と話し、スタジオの素晴らしい技術についても驚いた心境を振り返りました。
さらに2人は、顔だけで演じ、他の箇所は動かすことができないという特殊な撮影も経験。殴られた時も顔だけで演技をしたのだとか。「顔だけで100%を作る。作品を作る上で脳トレになりました」(綾野さん)。
そんな綾野さんは、「『お芝居とVFXの共存』、これを監督は掲げていました」「それでも瞳だけはVFXでは描けない。改めてこのことをこの作品から教えてもらえました」といった素敵なコメントも。そして監督も、「この作品の話を始めていただいた時は、あまりにも不可能な挑戦に思えていました。だからこそ挑戦する価値のある作品だなと思い、乗り出しました」とスタートを切った時の心境を振り返りながらも、「仲間全てが誇らしいです。全話お届けできることを嬉しく思っています」と、5年かけて作られたこの作品がついにたくさんの人の目に触れることに感激した様子を見せました。
ティーザー予告や場面写真など新情報が発表されるたびにSNSで話題を呼んでいた「幽☆遊☆白書」。同じく日本のアニメを実写化したNetflixシリーズ「ONE PIECE」に続き、世界中で大ヒットとなるのでしょうか...!? 世界最先端の技術と日本最高峰のキャストでおくる「幽☆遊☆白書」は12月14日(木)よりNetflixにて世界独占配信中です。
(取材・撮影・文/齋藤彩加)
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Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」
Netflixにて独占配信中
原作:冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊)
©Yoshihiro Togashi 1990年-1994年