もやもやレビュー

『クーデター』を観て、もしもの時に備えてみる。

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 2014年にはオーストラリアで、今年もフランスやアメリカなど様々な場所でテロ事件が起こっています。正直、日本だって狙われてもおかしくない状況......と危機感を感じている人も少なくないのでは? いつ起きてもおかしくないテロに備えて、自分の身を守る術を身につけておくことが一番です! 今回は映画『クーデター』から学んでみましょう。

 舞台は東南アジア。ジャック(オーウェン・ウィルソン)は妻と2人の娘を連れ、仕事のために移住してきました。とりあえずホテルに到着しこれから不安な生活が始まるな〜なんてしみじみしていたら、翌朝クーデターが勃発。ターゲットはなんと政府と外国人。外国人を容赦なく殺していく住民たちから妻子を守るため必死に身を隠します。絶体絶命の危機を何度も乗り越えながら逃げ惑うジャック一家は、現地で出会ったハモンド(ピアース・ブロスナン)に助けてもらい、行動を共にします。

 ある朝、新聞を買いに商店街へ向かったら、突然現地の人に拘束され、おまけに頭に銃を突きつけられていた......。言葉も通じない、車も使えない、住民が全員敵(ゾンビ映画よりも恐ろしい設定......)。土地勘のない街で必死に逃げるジャックの姿には、パニック状態の中でも「家族をどうしても守りたい」という強い想いが見え隠れ。彼のように冷静で迅速に判断することは、自分や大事な人の身を守るために絶対に必要なことだと本作で学ぶことができます。

 例えば、死体に埋もれて隠れたり、現地の人の服を纏って変装したり、隣のビルへ自分の子供たちを投げ込んだり。一歩間違えたら殺されちゃう(もしくは、死んでしまう!)と言う状況でも冷静なのがジャックなのです。その冷静さに家族は何度も危機を免れます。

 自分がジャックと同じ状況になるなんて考えるだけでゾッとしますが、本作を見ておけば、もしこんな状況に陥った時、自分の身を守るアイデアが浮かびやすくなるかもしれません。

(文/トキエス)

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