もやもやレビュー

名刺のデザインに迷ったら、とりあえず『アメリカン・サイコ』を観てみよう。

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 人に会う機会のある年末年始。名刺を配ることも多くなります。名刺はその人の顔。フリーランスやビジネスマンの副業などで、名刺のデザインやフォントに気を使ったことがある人は少なくないのでは。デキる人に見られるためには? シンプルかつ賢そうなデザインは? と名刺について悩んでいる人は、ぜひ映画『アメリカン・サイコ』を参考にしてみて!

 クリスチャン・ベイルが主演の本作は、ジャレッド・レトーやリース・ウィザースプーンなど豪華俳優陣が脇を固めているサスペンス・ドラマ。クリスチャン・ベイル演じる若くして成功した一流企業の副社長のパトリック・ベイトマンは、高級マンションに住み、イケメンというよりは美人と表現したくなるほど、美容中毒な男性。おまけに美しい婚約者がいるという、誰もが羨む生活を送っていました。しかし、それは上辺だけの話。彼の心の中には、人を殺害したくてたまらないという衝動を抑えきれない深い闇が広がっていました。

 高級スーツを身に纏い、仕事仲間との商談やランチは高級レストランで、洒落た食事を囲む。"成功者"を代表する彼らは、会う度に上辺だけの褒め合いをしていますが、心の中では競争心むき出しです。そんな彼らのステータスのひとつ、それが名刺。「新しい名刺を作ったんだ」と仕事仲間たちに見せ、フォントや紙質について語り合うシーンがあるのですが、そのシーンがとても印象的! 一見どれもそれほど変わりないようにも見えますが、細かなこだわりを強く主張する彼らを見れば、成功者になるには細かいところにもこだわることが大切だということが学べます。

 名刺を作り替えようかどうか迷っている人、これから作ろうと思っている人は、本作に出てくる名刺バトルシーンを参考にしてみてください。シンプルかつ、至るところで使用できる名刺のデザインの参考になるはず! 一方で、お金と見た目でバトルを繰り広げるビジネスマンの恐ろしさも本作で垣間見えます。(パトリックの人殺しの衝動以外)成功者への道への教科書として、本作を参考にしてみては。

(文/トキエス)

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