もやもやレビュー

90年代災害映画ブームの代表作『ディープ・インパクト』

ディープ・インパクト [Blu-ray]
『ディープ・インパクト [Blu-ray]』
ロバート・デュバル,ティア・レオーニ,イライジャ・ウッド,バネッサ・レッドグレーブ,ミミ・レダー
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『ボルケーノ』『ツイスター』『アルマゲドン』といった、災害映画が興行収入を席巻した90年代。有名作『ディープ・インパクト』も90年代に公開され、7500万ドルの予算をかけ、興行収入的に大ヒットを収めた一本です。

物語は、ティーンエイジャーのレオ(イライジャ・ウッド)と恋人サラ(リーリー・ソビエスキー)が天体観測中に彗星を発見することから始まります。その情報を受け取った天文学者ウルフ博士は、彗星が地球に衝突する危険を察知。しかし博士は確認結果を公表する前に事故死してしまい、真実は闇に葬られます。1年後、若手記者ジェニー(ティア・レオーニ)がスクープを掴みます。元財務局長官の辞職理由が「エリー」という女性との不倫だと睨んだ彼女でしたが、やがて「エリー」が"E.L.E."(Extinction-Level Event=種の絶滅級の事象)のことだ知ります。そしてアメリカ大統領トム・ベック(モーガン・フリーマン)が発表したのは、「メサイア計画」。これは米露共同で宇宙船を彗星に送り込み、核爆弾を仕掛けて爆破する計画で......。

本作の脚本を手がけたのは、ブルース・ジョエル・ルービン(『ゴースト』)とマイケル・トルキン(『ザ・プレイヤー』)。ハリウッドで才気あふれる二人が協力し、様々なキャラクターの視点からこの大惨事が描かれています。レオは高校で有名になり、記者のジェニーは、ニュースアンカーを務める大役を任されながらも自身の父との関係を修復しようとするなど、それぞれの「地球滅亡までの終活」の物語を見ることができます。

地球は滅亡するのか、それとも人類は生き延びるのか。その答えはぜひ映画で確かめてみてください。全体の印象としては『アルマゲドン』と設定が似ている部分もあり、派手さや感動の面ではやや劣る印象でしたが、災害映画として90年代を象徴する一本であることは間違いありません。

(文/トキエス)

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