一夜の恋は続くのか『きのうの夜は・・・』

- 『きのうの夜は・・・(字幕版)』
- スティーブ・ピンク,Will Packer,ケヴィン・ハート,マイケル・イーリー,レジーナ・ホール,ジョイ・ブライアント,クリストファー・マクドナルド,アダム・ロドリゲス,ジョー・ロー・トゥルーグリオ,ポーラ・パットン

- >> Amazon.co.jp
1986年に、デミ・ムーア&ロブ・ロウが共演し大ヒットを記録した『きのうの夜は・・・』が2014年に『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』のスティーブ・ピンク監督がメガホンを取り、リメイク化されました。主演は『ラストベガス』などのマイケル・イーリーと『ミート・ザ・ジェンキンズ』のジョイ・ブライアント。さらに、『ジュマンジ』シリーズのケヴィン・ハート、『最終絶叫計画』シリーズのレジーナ・ホールと、豪華キャストが顔をそろえています。物語は、一夜を共にしたことから始まる恋のリアルな行方を描きます。
元カノと別れて1年、気ままな独身生活を楽しんでいたダニー(マイケル・イーリー)。ある夜、親友のバーニー(ケヴィン・ハート)とそのデート相手ジョアン(レジーナ・ホール)から、デビー(ジョイ・ブライアント)を紹介されます。二人はその夜をきっかけに意気投合し、交際はトントン拍子。同棲も始めます。しかし幸せな日々は長くは続きません。バーニーとジョアンが派手に喧嘩別れしたり、ダニーが仕事を辞めたり、さらには元カノの登場で二人の間に微妙な距離が生まれはじめます。やがて二人は「幸せじゃない」と実感するようになり......。
バーニーとジョアンは火と油のようにぶつかり合うタイプで、一見"バカップル"にもみえますが喧嘩をしながらも愛を育んでいきます。一方、ダニーとデビーお互いを傷つけまいと静かに距離を置き、その分だけ少しずつ溝が深まっていきます。対照的な2組のカップルの描き方はとても興味深く、恋の形に正解はないことを教えられました。また、それぞれのやり方で愛を見つけようともがく姿は、きっと多くの人が共感できることでしょう。
ちなみに主演のマイケル・イーリーは、撮影当時40歳ながら20代後半の役を演じるため、約10キロの減量を敢行。またマイケル、ケヴィン、レジーナは『魔法の恋愛書』でも共演しており、息の合った軽妙な掛け合いも見どころです。気軽に観られるテンポの良いラブコメとして、おうち映画にもぴったりの一本です。
(文/トキエス)

