自殺した夫の驚くべき秘密『ナイト・ハウス』

　『ザ・ギフト』などで知られる女優のレベッカ・ホールを主演に迎えたホラー映画『ナイト・ハウス』。夫の突然の自殺に戸惑う女性が、彼が建てた家で驚くべき真相を見つけるという、謎解き要素も楽しめる一本です。

　夫オーウェンが突如銃を加えて自殺。これに戸惑うベス（レベッカ・ホール）は、彼が建てた一軒家で寂しく遺品の整理などをしていました。ある夜、ベスは1人でいるはずの家で誰かの気配を感じます。それ以来、毎夜不可解な出来事が発生。さらに、夫の遺品であるスマートフォンから自分に似た女性の写真が現れ、彼が生前に何をしていたのかを調べ始めます。

　ベスは仕事もこなし、友人とバーに行って笑顔で振る舞いますが、周りは未亡人となった彼女に遠慮がちな態度を取ります。また、同僚に「遺書はあったの？」など詮索された彼女は、明るく振る舞うも友人からは心配されてしまう始末。夫を恋しく思った時に、ふと感じる気配。これは夫の幽霊なのか、それとも......？ 終盤ではまさかの展開が待ち受けていて、夫が自ら設計した家の"秘密"が明らかとなります。賛否両論が巻き起こりそうなラストにも注目です。

（文／トキエス）