いつ見返しても抜群に怖い!ハリウッド版ジャパニーズホラー『ザ・リング』
- 『ザ・リング(字幕版)』
- ナオミ・ワッツ,マーティン・ヘンダースン,ブライアン・コックス,デイヴィッド・ドーフマン,ダヴェイ・チェイス,アーレン・クルーガー,ゴア・ヴァービンスキー,ウォルター・F・パークス
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1998年に大ヒットし、その後日本を代表するホラー映画となった『リング』。そんな本作がナオミ・ワッツを主演に迎え2002年にアメリカでリメイクされました。映画『ザ・リング』は、VHSなんてもう使わないこの時代に見返しても、やっぱり抜群に怖かったです。
シアトル・ポスト誌の記者であるレイチェル(ナオミ・ワッツ)は自分の息子エイダンと仲が良かった姪のケイティが突然死し、葬式に出席します。そこでケイティの母に死の真相を調査してほしいと頼まれたレイチェルは、ケイティが生前に"呪いのテープ"を見ていたことを突き止めます。さらに、ケイティと同じ時間にテープを見た若者4人が全員同じ時刻に亡くなっていることも判明。ケイティが遺した写真のネガから、シェルター山荘を見つけたレイチェルは早速訪れ、そこで彼女も呪いのテープを再生してしまうのです。呪いのテープを見てからは、カメラで撮影したレイチェルの写真はすべて、顔が歪んでしまうという怪奇現象が......。彼女はテープのコピーを作り、映像関係の仕事をしているノアに渡して協力を求めます。
「貞子」「呪いのテープ」「見ると死ぬ」......。多くの人はこのストーリーを大体わかっていることだと思います。しかし、ストーリーをなんとなくわかっていたとしてもアメリカナイズされた本作を見ると、オリジナル版とはまた違ったドキドキ感が楽しめるのです。2000年代のまだスマホやSNSがなかった時代にタイムスリップできるのも、エキサイティングなポイント。ちなみに、IMDbによると、公開された当初、アメリカやカナダの一部の映画館では、劇中に登場したビデオテープが客席に置かれているという怖すぎる"来場者特典"があったのだとか。観賞後このエピソードを聞いて、怖すぎて「正気ですか?」と思ってしまいました(笑)。
(文/トキエス)