いつだって人生はやり直せる『ライフ・オブ・ザ・パーティー』
- 『ライフ・オブ・ザ・パーティ(字幕版)』
- メリッサ・マッカーシー,マット・ウォルシュ,モリー・ゴードン,ベン・ファルコン
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『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』などで知られるコメディ女優のメリッサ・マッカーシーが主演を務めた『ライフ・オブ・ザ・パーティー』。主婦が娘と同じ大学に通うこの物語は、笑いあり感動ありで、人生をやり直すのに"遅い"なんてことはないなと改めて感じさせてくれる一本です。
主人公は、専業主婦のディアナ(メリッサ・マッカーシー)。彼女は最愛の娘マディーを大学まで送り、その後は夫婦でイタリア旅行に行く予定でした。しかし、ディアナは車の中で突如夫から「好きな人ができた」と打ち明けられ、さらには離婚の話を切り出されてしまいます。激怒して車を降り、Uberで両親のうちへと向かったディアナ。これからどうしよう......。そう考えていたときに父の本音を聞かされます。「大学を卒業して欲しかった」。ディアナは自分の人生を見直し、娘の妊娠を機に中退した母校へともう一度通って卒業することを決意します。
23年ぶりに大学に復帰したディアナは、憧れの大学生活に心も躍り、大学のグッズまで爆買い。講義初日にはギャルから「セーターがダサい」とバカにされるなど、学生ライフにはありがちな洗礼を受けますが、娘の友人たちと仲良くなり、大学生活を充実させていきます。さらには、娘のボーイフレンドの友人ジャックと何やらいい感じに......!
とびきりポジティブなディアナが送る大学生活。充実していそうに見える一方で「おばさんだから......」という考えが彼女の足を引っ張ります。しかし、自分よりも年齢が半分の大学生たち、そして何より娘の後押しがあることで、より自分を奮い立たせていくのです。ディアナの姿を見ると、年齢に囚われず、やり直したいことを実行していく大切さが身に染みます。もちろん、たくさんの元気がもらえますので笑いたい日におすすめの一本でもあります。
(文/トキエス)