もやもやレビュー

負けず嫌いが集まったおもしろ大惨事『ゲームナイト』

ゲーム・ナイト(字幕版)
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 『モンスター上司』のジェイソン・ベイトマンと、『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスが夫婦役!? その情報だけで内容関係なしに観たくなった映画『ゲームナイト』。ん?コメディなのか、シチュエーションスリラーなのか?と曖昧な感じのジャケットに余計そそられました。

 ゲーム好きがバーや友達の家に集まり、ボードゲームやジェスチャーゲームを楽しむゲームナイト(ゲームの日)。ゲーム好きがきっかけで結ばれたマックス(ジェイソン・ベイトマン)とアニー(レイチェル・マクアダムス)夫婦は、週に1度ゲームナイトを自宅で開催していました。ある日、マックスよりゲームが強く、実生活でも社会的地位を確立している、兄のブルックスがゲームナイトへやってきます。そして「今度は俺の家でゲームナイトをやらないか?」と、自ら企画することを提案。数日後、ブルックスの豪邸にあつまったマックス夫妻と仲間たち。ゲームの内容は、今から強盗に扮する俳優たちがやってきてゲームの参加者の一人を誘拐。誘拐された人を見つけ出したものが優勝で、賞品は高級車、というもの。そこへ覆面姿の男たちが侵入してきて、さっそくブルックスを誘拐します。あまりのリアルさにテンションがあがるマックス夫婦たち。しかし、それは本物の誘拐だったのです!

 目の前で起きている事件が、本当とわからず「ゲームだ」と認識してしまっている仲間たちは、高級車ゲットのため知恵を働かせたり、俳優を派遣した会社に問い合わせたり、GPSを駆使したりとセコい手をどんどん使います。注目は、とあるバーで、大きな手がかりを見つけたマックスとアニーのテンションの上がり具合。アニーは本物の銃と気づかずにおもちゃだと勘違いしたまま、マイクのようにして持って歌いだしたり、ノリノリ。たしかに負けず嫌いの人って最大の手がかりを見つけたら理性を忘れてしまうよな〜と、変に共感してしまいした。他の映画ではみることのできないレイチェル・マクアダムスの男らしさ、サバサバ感を楽しめた作品です。テンポが抜群に良い作品でサクッと見られる一本です。

(文/トキエス)

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