もやもやレビュー

評価が低い映画『ビジター』を楽しめた理由

ビジター
『ビジター』
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 さて、今日はなんの映画を観よう。なんの目的も、観たいジャンルも決まってない時は、なんだか評価が低い映画に手を出したくなったりしませんか? 今回ご紹介する『ビジター』は、映画評価サイトでかなりの低得点を記録。パッケージはそこまで悪くなく、興味をそそるものだったのですが......。

 主人公は小説家のジョナサンと、妻のアディー。彼らは幼い息子を事故で亡くし、悲しみに暮れていました。ある夜、謎の女性・レイチェルが突然訪ねてきます。彼女は、ガスマスクを被った謎の男たちに追われていると、震えています。そんなレイチェルをジョナサンたちは家に招き入れることに。しかし、レイチェルはジョナサンが小説家ということを知っていて、アディーはジョナサンの浮気を疑い出します。一方で、ガスマスクの男たちの魔の手が二人に忍び寄り......。

 終始暗い雰囲気が漂う眠くなっちゃうような作品ではありますが、寝落ちしたら損しちゃう! とんでもないどんでん返しが最後に待ってます! もちろん、なぜ都合のいいタイミングでこれが登場するんだ......といったB級映画ならではのツッコミどころはたくさんありますが、評価が低く期待してなかった分、めちゃくちゃ楽しめました(作り手さんに失礼なのは承知です)!

 「評価低いから」、そのハードルの低さがあった分エキサイトできた一本。どうせ面白くないんでしょ?なんて上から目線で鑑賞したのが本作を楽しめた秘訣なのかも。たまには映画評論家になった気分で、低評価の映画を観てみるのはいかがでしょう。

(文/トキエス)

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