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キアヌの天下無敵っぷりを見せつける『ジョン・ウィック』

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キアヌ・リーブスが「いいひと」であることを裏付けるエピソードは有り余るほどあって、これを読んでいる皆さんもきっとご存知のことだろう。ひとり公園のベンチに座って寂しげにランチを頬張るところは、幾度となくパパラッチされている。道端に座ってホームレスと会話をしたり、履きつぶした靴をテープでぐるぐる巻きにしていたこともある。地下鉄で女性に席を譲るところも目撃されている。

なんたって「金銭は私にとって最も気にしないもの」と言い切っている。マトリックスのギャランティの7割を寄付して、スタントマン12人にそれぞれハーレーをプレゼント。2作目の時は、スタッフ陣に7500万ドル(75億円)を平等な額にして渡している。なんてことだ......。

ネット界隈では人気者だったキアヌだが、役者としてはここのところ当たり役に恵まれなかったと言われている。そんな彼が久々に手腕を見せつけた作品といえば、なんといっても『ジョン・ウィック』であろう。見たことない? なら今週末にでも見て欲しい。

キアヌの役どころは、元・殺し屋ジョン・ウィック。愛妻の病死に続き、妻の置き土産である子犬を強盗に殺される。復讐を誓ったジョンが孤高の殺し屋をクールに演じる。どこかジャッキー・チェンのカンフーを彷彿とする格闘術はとにかく素早くかっこいい。ビールを一口飲んでいる間に三人はやっつけているから、よそ見ができない。

2015年に公開されるやいなや大フィーバー、すぐに続編製作が決定。キアヌ復活! と世界が色めきだった。そんな『ジョン・ウィック:チャプター2』が現在公開中、2019年には『ジョン・ウィック3』の公開が決定しており、文字通りの快進撃。全世界がキアヌを、そしてジョン・ウィックを待っていた。その天下無敵っぷりを見逃すな。

(文/峰典子)

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