もやもやレビュー

あの最恐ピエロ、実はイケメンだった。『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』

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 1990年に公開された『IT』。筆者も子どものころに観て、ピエロのペニーワイズがトラウマになった記憶があります。そこから「ピエロ=恐ろしい生き物」というイメージが定着し、あのマク○ナルドのキャラクターでさえ怖かった時期も。そんな風にいろんな子どもたちを恐怖に陥れたペニーワイズが新しくなって帰ってきた! 新作『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』は、あの『エクソシスト』や『シックス・センス』の興行収入を瞬く間に超え、現在、ホラー映画で最もヒットした作品となりました。

 舞台は静かな田舎町。児童失踪事件が相次ぐなか、内気な少年ビルの弟ジョージーが大量の血痕を残し姿を消してしまいます。周囲がジョージーの死を受け止めようとするなか、ビルはジョージーが失踪してしまった原因は自分にあると、なかなか前に進むことができませんでした。そんななか、ビルは正体不明の「それ(IT)」を目撃するように。しかし、目撃したのはビルだけではありませんでした。神出鬼没で様々な姿に変わる「それ」は、次々と子どもたちに襲い掛かります。ビルは仲間たちと力を合わせ「それ」に立ち向かうことに。

 予告編や告知ポスターを観た人なら分かる通り、ピエロ姿のペニーワイズはとっても衝撃的なビジュアル。そんなトラウマ級ピエロを演じたのは『シンプル・シモン』などのビル・スカルスガルド。身長192センチでモデル体型の超美形スウェーデン人です。可愛らしいビジュアルのビルがペニーワイズを演じていたなんて想像もできません。しかし、ビルがあの不気味な "ペニーワイズ・スマイル" を作れるようになったのは10歳くらいのころだったのだとか。兄を真似していたらできるようになったそう(兄は、『ターザン:REBORN』でターザンを演じたアレクサンダー・スカルスガルド)。そしてパーカーをかぶり、その笑顔で弟を追いかけていたんだよね〜と笑いながら語っていて、なんだかほっこりしちゃいました。

 しかし、撮影現場で子役たちは「めっちゃ怖かった」と嘆いていたそう。恐怖の植え付け方を知っている俳優、これからもホラー映画で活躍しそう。将来ホラー映画界のキングに降臨しそうなビルの、不気味さを本作でチェックしてみて。

(文/トキエス)

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