「ToDoリスト」より「やりたいことリスト」が大事。『最高の人生の見つけ方』
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忙しい日常の中で、やりたいことはどれくらい出来ているだろうか。毎日仕事や家事に追われ、気づいたらあっという間に一週間が終わっていたという人は少なくないだろう。「あれをやっておけばよかった」と後悔するときにはもう遅いことだってある。そういうときは仕事でよく使う「ToDoリスト」のように、やりたいことをリスト化することが大切だ。そう教えてくれたのは、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演『最高の人生の見つけ方』である。
仕事に人生を注いだ実業家のエドワード(ジャック・ニコルソン)と自動車整備士のカーター(モーガン・フリーマン)は同じ時期に病に倒れ、病室が偶然同じになる。わがままなエドワードと誠実なカーター。性格はまったく逆だが、カードゲームをやるにつれ仲良くなり、意気投合。「やりたいことリスト」を作り、残りの人生を楽しもうと二人で病院を抜け出す。
ともに余命6ヶ月と宣告された二人がやりたいこと。それは「スカイダイビング」、「世界一の美女とキスをする」、「タトゥーを入れる」など、まるで若者が妄想する夢のようなものばかり。それを「二人でやれば怖くない」と言わんばかりに世界中を旅しながら次々と挑戦していく。一つずつリストに横線を引いて消していく様は、見ていてスッキリもする。きっと病気持ちで体も辛いだろう。だが終始満面の笑みでやりたいことを叶えていくのだ。そんな彼らの姿からは、時間を大事にすることや、お互いを思いやること、行動することの大切さを教えられる。
仕事で「企画書を作成する」、「先方にメールする」などリスト化することも大切だが、一度自分自身のやりたいことをリストにしてみては? 挑戦するにつれ、人生が一気に輝き出すにちがいない。
(文/アヤカ)