もやもやレビュー

『セックス・アンド・ザ・シティ・ザ・ムービー』を観て、誰かと食事に行きたくなった。

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 NYを舞台とし、恋に仕事にファッションに、最上級の幸せを求める4人の女性を描いた『セックス・アンド・ザ・シティ』。ドラマシリーズから4年後、主人公のキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)が10年来の彼氏、ビッグ(クリス・ノース)との結婚が決まったところから物語が始まり...と、まあ詳しく書かずともお解りかと思いますが、いわばリア充映画ですよな。あまりに自分とかけ離れているので避けて通ってきたのですが、意を決して観てみました。ドラマ版を一切観てない超丸腰の状態で挑み、そして見事に打ち砕かれたのは言うまでもなく。

 ていうか、そもそも友達がいないので、女4人で連れ立って街を歩くことができません! てか3人以上の会話になると急激に人見知りが作動して、ただでさえ少ない口数がひとケタ台まで減りますから。毎日一緒にランチを食べて、夜の営みがどうだと報告し合うとか、ことあるごとにわざわざLAからNYまで駆けつけてくれるとか、失恋ハネムーン代替旅行として女4人でメキシコ行っちゃうとかさぁ...。ないわ〜自分の人生に。.........まったくもって羨ましい!
 して、勝手な刷り込みで「SATC」といえばビッチ祭りだと思ってたんですけど、40代になった彼女らは各々に人生の落としどころを見つけ、家族や恋人、友達を大事にしながら、きちんと自分らしく生きているのが素敵。そして印象的だったのは、彼女らはどんな状況であれ、1人で食事をしないってこと。何か大事な打ち明け話や相談事をする時には、必ず食事をしているんです。キャリーとビッグが結婚するか、ってなった時も、夕食の準備中でしたしね。やっぱ人と膝を突き合わすってのは、豊かな人生を送るうえで大事なんですな。しかも、きちんと着飾って。そして、キャリーの素直さったらなかったです。彼氏とケンカしたらシュンとしてすぐに謝りに行ったり、結婚式が楽しみすぎて招待客が201人になりかけたり。しかも新居への引っ越し準備がてらファッションショーしちゃうとか。なんだ、なんだ、えらい可愛いじゃないですか!! ビッチとか言うてスマン! あまりの女子力の高さに嫉妬してただけなのかもしれない...。とりあえず、明日さっそく服とか買いに行って、毎日友達とキャッキャ言いながらご飯を食べるようにします! その前にまず、友達作るところからだがな!

(文/ペンしる子)

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