今も昔も、夏といえば、枝豆
- 撮影:木村 拓(東京料理写真)
暑くて暑くて、暑い夏。みなさん、いかがお過ごしですか? そんな時季をのりきるために、「きょうの料理」の講師陣が夏の思い出とともに、とびっきりの料理を届けてくれました。本稿では、料理研究家、藤井 恵(ふじい・めぐみ)さんの「枝豆と香味野菜のしょうゆ漬け」を紹介します。
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枝豆は、わが家の夏のお通しです。子どものころは、枝からさやを外すのが私の仕事で、旬の時季は飽きるほど、毎日毎日、塩ゆでした枝豆が晩ごはんの食卓に並んでいました。そして、その晩残った枝豆は、さやから出して夏の野菜と一緒に漬け汁に浸して冷蔵庫にストックしてありました。これは、父が子どものころから食べていたもので、母が祖母から習ったものだそうです。私はというと、体半分を冷蔵庫にはさんで涼みながら、保存容器のふたを開けてはカレースプーンですくい、そのまま食べるのが大好きで、これがもう、おいしくておいしくて。今は豆腐やそうめんとあえたり、トマトサラダに加えて食べています。漬け汁が濃いめなので、漬けたてから、味がなじんだものまでいろいろな味が楽しめます。
※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理』2020年8月号より
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枝豆は、わが家の夏のお通しです。子どものころは、枝からさやを外すのが私の仕事で、旬の時季は飽きるほど、毎日毎日、塩ゆでした枝豆が晩ごはんの食卓に並んでいました。そして、その晩残った枝豆は、さやから出して夏の野菜と一緒に漬け汁に浸して冷蔵庫にストックしてありました。これは、父が子どものころから食べていたもので、母が祖母から習ったものだそうです。私はというと、体半分を冷蔵庫にはさんで涼みながら、保存容器のふたを開けてはカレースプーンですくい、そのまま食べるのが大好きで、これがもう、おいしくておいしくて。今は豆腐やそうめんとあえたり、トマトサラダに加えて食べています。漬け汁が濃いめなので、漬けたてから、味がなじんだものまでいろいろな味が楽しめます。
※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理』2020年8月号より
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