秋冬野菜のプランニング 最重要ポイントは?
- 撮影:三木麻奈
夏の終わりから初秋にかけては、秋冬野菜のスタート適期。秋冬野菜ならではのプランニングの注意点とは? 恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田 智(ふじた・さとし)さんに教えてもらいました。
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■夏野菜の終了時期で秋冬の菜園プランが決まる
秋冬菜園のプランニングで最も重要なのが、夏野菜の収穫をいつまで続けるか。ミニトマトもナスも、トウガラシもまだ収穫できるから片づけるのはもったいない……そう考えて栽培を続けていると、秋冬野菜の栽培スタートはどんどん遅れてしまいます。
ここでは、秋冬野菜のスタートに合わせて夏野菜を片づけることを推奨していますが、どうしても収穫を続けたいなら、大型の秋冬野菜をあきらめましょう。晩秋まで夏野菜を楽しんでから、ホウレンソウやレタスなど栽培期間の短い葉もの野菜や、エンドウやタマネギなどの冬越し野菜(秋から冬に栽培を始めて冬を越させ、春から初夏に収穫する野菜)を育てるのが得策です。
ただし、少しくらいの遅れなら、巻き返しも可能。夏野菜の片づけと秋冬野菜の土作り・作付けを1日で行うことで、時短に努めましょう。石灰、堆肥、肥料を一度に投入することになるので、資材が土によくなじむよう、ていねいに耕すことが大切です。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2020年8・9月号より
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■夏野菜の終了時期で秋冬の菜園プランが決まる
秋冬菜園のプランニングで最も重要なのが、夏野菜の収穫をいつまで続けるか。ミニトマトもナスも、トウガラシもまだ収穫できるから片づけるのはもったいない……そう考えて栽培を続けていると、秋冬野菜の栽培スタートはどんどん遅れてしまいます。
ここでは、秋冬野菜のスタートに合わせて夏野菜を片づけることを推奨していますが、どうしても収穫を続けたいなら、大型の秋冬野菜をあきらめましょう。晩秋まで夏野菜を楽しんでから、ホウレンソウやレタスなど栽培期間の短い葉もの野菜や、エンドウやタマネギなどの冬越し野菜(秋から冬に栽培を始めて冬を越させ、春から初夏に収穫する野菜)を育てるのが得策です。
ただし、少しくらいの遅れなら、巻き返しも可能。夏野菜の片づけと秋冬野菜の土作り・作付けを1日で行うことで、時短に努めましょう。石灰、堆肥、肥料を一度に投入することになるので、資材が土によくなじむよう、ていねいに耕すことが大切です。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2020年8・9月号より
- 『NHK趣味の園芸やさいの時間 2020年 08 月号 [雑誌]』
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