白いワタを食べる珍しいフルーツ、日向夏
- 日向夏の飾り切りに挑戦! 方法はテキストで紹介しています。撮影:三浦英絵
旬のフルーツは、味わいはより甘く、みずみずしく、種類もどんどん増えています。今こそおうちでフルーツ生活!
知って得するプロのコツを、フルーツクチュリエ(フルーツを熟知した人)の森山登美男(もりやま・とみお)さんが毎月お届けします。2月号では、フワッとした白いワタがほんのり甘い、宮崎県を代表する果物の日向夏を取り上げます。
* * *
■白いワタを食べる珍しいフルーツ
見た目はレモンのような黄色で、みかんよりも一回り大きい日向夏。その昔、日向国と呼ばれた宮崎県が誇る特産のフルーツです。江戸時代に発見されてから、今では各地で“小夏”や“ニューサマーオレンジ”などの名称で栽培されています。ハウスものは1月から3月に出回り、露地ものは3月から5月に旬を迎えます。注目すべきはその食べ方。皮の下の白い甘いワタをつけたまま、果肉と一緒に切ります。フワッとした食感がアクセントになり、独特の香りと酸味が口に広がりますよ。
■つやと重さで選ぶ!
日向夏は約200~250gのサイズが一般的です。まず皮のつやとハリを確認し、手に持ってずしっと重さを感じるものを選びましょう。保存は常温で。そのままでもおいしいですが、好みで食べる数時間前に冷蔵庫に入れて、冷やすのがおすすめです。
■日向夏の下準備
皮の下にあるワタが甘い日向夏は、みかんのようにむいてはおいしさが半減です。包丁で表皮だけを切り取り、ワタをつけたまま食べやすくカットしてください。皮には香りがあるので、飾り切りにして添えるのもおすすめ。
■『NHKきょうの料理』2022年2月号より
知って得するプロのコツを、フルーツクチュリエ(フルーツを熟知した人)の森山登美男(もりやま・とみお)さんが毎月お届けします。2月号では、フワッとした白いワタがほんのり甘い、宮崎県を代表する果物の日向夏を取り上げます。
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■白いワタを食べる珍しいフルーツ
見た目はレモンのような黄色で、みかんよりも一回り大きい日向夏。その昔、日向国と呼ばれた宮崎県が誇る特産のフルーツです。江戸時代に発見されてから、今では各地で“小夏”や“ニューサマーオレンジ”などの名称で栽培されています。ハウスものは1月から3月に出回り、露地ものは3月から5月に旬を迎えます。注目すべきはその食べ方。皮の下の白い甘いワタをつけたまま、果肉と一緒に切ります。フワッとした食感がアクセントになり、独特の香りと酸味が口に広がりますよ。
■つやと重さで選ぶ!
日向夏は約200~250gのサイズが一般的です。まず皮のつやとハリを確認し、手に持ってずしっと重さを感じるものを選びましょう。保存は常温で。そのままでもおいしいですが、好みで食べる数時間前に冷蔵庫に入れて、冷やすのがおすすめです。
■日向夏の下準備
皮の下にあるワタが甘い日向夏は、みかんのようにむいてはおいしさが半減です。包丁で表皮だけを切り取り、ワタをつけたまま食べやすくカットしてください。皮には香りがあるので、飾り切りにして添えるのもおすすめ。
■『NHKきょうの料理』2022年2月号より
- 『NHKテキストきょうの料理 2022年 02 月号 [雑誌]』
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