人気YouTuber「リベ大学長」がすすめる「副業」とは?

本当の自由を手に入れる お金の大学
『本当の自由を手に入れる お金の大学』
両@リベ大学長
朝日新聞出版
1,540円(税込)
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 新型コロナウイルス感染症の影響で景気が後退し、日本経済の先行き不透明さが増しています。これまで以上にお金への危機意識が高まったというも多いのではないでしょうか。

 「老後2000万円問題」が注目されて以来、お金への不安が強まり、コロナ禍で拍車がかかっています。定年でリタイアできず、「死ぬまで労働」はもはや絵空事ではありません。特別な才能がない一般人が、働き続けることから逃れ「自由な人生」を手に入れるにはどうすればいいのでしょうか。

 『本当の自由を手に入れるお金の大学』の著者である両@リベ大学長は、本書で「お金なくして自由なし!」としたうえで、「僕がお金持ち達から学んできた経済的自由への原則は同じ。だって一つずつ実践していけば、経済的自由に近づいていく事ができる」と断言します。

 両@リベ大学長は、高校1年生で起業するも紆余曲折の人生でした。会社経営で社長なのにクビ、従業員100人退社、ストレス発散にキャバクラで年間1億円を散財......。その失敗を生かして、優秀な経営者から経営や人間関係を学び、モルディブの大富豪からはお金の増やし方を学び、人生が好転したといいます。

 いまや会社経営ではグッドマネジメント総合研究所の調査で社員満足度1位を獲得。Twitterのフォロワー約17万人、YouTube「両学長 リベラルアーツ大学」のチャンネル登録者数約42万人で、「お金の話」を扱ったチャンネルでは日本トップクラスです。

 そんな両@リベ大学長が、「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」の「お金にまつわる5つの力」を育てる実践的なガイドブックとして上梓したのが本書。5つの力で目指すのは、家計を年間100万円節約、年収100万円増やし、浮いた200万円を年間5%で20年運用することで20代から60代までの間に総額7000万円の資産を築くこと。

 ここでは「稼ぐ」の項目から、両@リベ大学長がおすすめする副業を一部だけ紹介します。

(1)プログラミング
スキルを取得すれば副業に限らず、転職・起業(フリーランス)など、融通が利きます。「まだまだプログラミングができる人材が少ないため、フリーランスになることで高収入を狙いやすく、世界的な需要も高い」(本書より)

(2)動画編集
YouTuberや企業から撮影動画の編集を請け負います。「インターネットの5Gが普及すればYouTubeを含めネット上の動画市場をもっと拡大していくことが間違いない。必然的に動画編集の需要も増えていくはずや」(本書より)

(3)デジタルコンテンツ販売
イラスト、写真、音楽などのデジタル素材、同人コンテンツなどを、ネットショップやダウンロード販売。「デジタル素材はホームページや広告チラシ、YouTubeなど多岐にわたる場面で素材として利用されてるで。同人コンテンツは個人制作のイラストや漫画のことで、主にオタク向けのものを指すことが多いな」(本書より)

 本書は固定費の見直し方、投資術、持ち家か賃貸かなど、人生で直面するお金の問題を網羅しています。しかも、YouTubeの解説動画 QRコードが付属されており、動画とセットで学ぶことができる仕組みです。お金に不安がある方は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

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