第9回 キャラクター増量!? 美女増量!?
2014年公開! 映画『アメイジング・スパイダーマン2』の噂!
- 『アメイジング・スパイダーマン』のPRイベントでの杉山すぴ豊氏
さて、ご存じのように2013年も、2月に『ゴーストライダー2』『ジャッジ・ドレッド』(正確にはイギリスのコミック)が封切られ、GWに『アイアンマン3』(4月26日・日本公開)、夏から秋にかけて『マン・オブ・スティール』『ウルヴァリン:SAMURAI』とアメコミ・ヒーロー映画大作が続きます。
そして14年も『マイティ・ソー2:ザ ダーク・ワールド』(全米は13年の冬公開)、『キャプテン・アメリカ2:ザ・ウィンターソルジャー』『ガーディアンズ オブ ザ・ギャラクシー』と話題作がやってきます。
本当にワクワクするような状況なのですが、個人的に14年の動きの中で注目しているのは、X-MENとスパイダーマンという、アメコミ・ヒーロー映画の最強ブランドの新作も、そろって公開される年でもあることです!
X-MENの最新作「X-MEN:デイズ オブ ザ・フューチャーパスト」(14年7月18日・全米公開)については、以前ここでもご紹介しましたが、今までのX-MEN映画に登場した、すべてのX-MENが時空を超えて共演するという、
X-MEN版アベンジャーズとも言うべき壮大な作品になりそうです。
やはり『アベンジャーズ』が、アメコミ映画の作り方に与えた影響は大きくて、
キャラ(ヒーローや悪役)を沢山出しても、キチンと描き分けることができるのなら、
大味な作品にはならない、、ということを証明した、ということでしょうか?
こうした流れをうけたのでしょうか?
『アメイジング・スパイダーマン』の続編『アメイジング・スパイダーマン2』(14年5月2日・全米公開)も、当初の構想だった"1つの作品に1人の敵"という前提を壊し、複数の敵やキャラが登場する派手な展開になるかも、なのです。
もともと、今回のメイン・ヴィラン(悪役)は、エレクトロ(=電気を操る怪人)で、ジェイミー・フォックスが演じると発表されていました。
なおこのキャラは、1970年に、スパイダーマンの物語を日本人設定に置き換えて、池上遼一さんが描いていた(!)日本版スパイダーマンの、記念すべき第一話の敵でもあります。
しかしながら、最近、このエレクトロに加えて、ライノという悪役が登場。
『ロック・オブ・エイジズ』等に出ていたポール・ジアマッテイ氏が演じるというのです。
ライノはサイ(=あの猛獣のサイ)という意味ですが、文字通りサイのようなコスチュームを着た怪力怪人です。
①原作コミックで、ヴェノムが登場するエピソードに出てきたロッカーに酷似している。なのでヴェノム(前のスパイダーマン映画シリーズ:『スパイダーマン3』に登場)説。
②ロッカーの数字「14」とありますが、原作コミックの『アメイジング・スパイダーマン14号』(64)は、グリーン・ゴブリン初登場号でもある。従ってグリーン・ゴブリン(前のスパイダーマン映画シリーズ:『スパイダーマン』に登場)登場!
です。
だから敵だけでも
エレクトロ、ライノ、グリーンゴブリン、ヴェノム??
さらにヒロインも、前作のヒロイン、グウェン・ステーシー(エマ・ストーン)に加え、メリー・ジェーン(シェイリーン・ ウッドリーが演じます)と、さらにもうひとりのヒロイン(現段階で役名不明:フェリシティ・ジョーンズが演じます)が登場。
さらにさらに
スパイダーマンのコスチュームも途中で変わる、、説もある。
従って、もし噂がすべて本当だとすれば、
*敵役増量
*ヒロイン増量
*コスチューム増量
なわけです。
やはり『アベンジャーズ』が、ヒーロー映画を ヒーローイベント映画に"進化"させてしまったので、スパイダーマンも、それに対しての答えを出さなければならない。
まあスパイダーマンの場合、ヒーローとしてのキャラは十分たっているし、
ドラマも、ピーターの悩める青春劇というツボさえ押さえていれば、
このくらい派手にしてもいいでしょう。
期待したいです。
GO! SPIDEY! GO!
★すぴから緊急告知!
2月14日(木) 22時より
ラジオNIKKEI第2の特別編成週間「虎の門外の変」内で
僕が出演の、アメコミ・ヒーロー映画をフィーチャーした特別番組
「ヒーローズ・ナビ:アメコミNIGHT」
を放送いたします!
スポンサーは、あのウルトラマンのコミックが大ブレイクの 「月刊ヒーローズ」さん!!
出演は、僕のアメコミ仲間である、リタジェイさん、柳 亨英さんと、光岡三ツ子さん&すぴ!!
是非是非、お聴きください!
詳しくはhttp://rn2.eau.jp/tt.html