もやもやレビュー

フットワークは軽めがよし『ビルとテッドの大冒険』

ビルとテッドの大冒険 [Blu-ray]
『ビルとテッドの大冒険 [Blu-ray]』
キアヌ・リーヴス,アレックス・ウィンター,ジョージ・カーリン,スティーヴン・へレク
KADOKAWA / 角川書店
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2020年に第三弾が公開されたことから、再び注目を浴びている「ビルとテッド〜」シリーズの第一弾、『ビルとテッドの大冒険』(1989年)。主人公はおバカ二人組、ビル(アレックス・ウィンター)とテッド(キアヌ・リーブス)。本作では、高校生という設定である。

「ベートーベン(Beethoven)」を「ビーソーベン」と読み間違える二人は、歴史の点数が全く足りていない。でも次回の歴史の課題に合格しないと、退学させられてしまう。とはいっても覚えることが多すぎる...。途方に暮れていた彼らの前に突如現れたのは、電話ボックス型のタイムマシン。「ちょうどいい、これに乗って課題の発表会に歴史的人物を連れてこよう!」と息つく間もなく、二人は時代をまたぐ冒険へと出発する。

電話ボックスってこんなに人が入るものなのか?という疑問が頭のなかで浮かんだり消えたりしているうちに、総勢8名の偉人たち(チンギス・カン、ソクラテス、ジャンヌ・ダルクなど)が電話ボックスのなかでぎゅうぎゅう詰めになって現代に到着。気づいたらショッピングモールのフードコートでたむろしている。ところが、彼らがはじめてのモールでおとなしくしていられるわけもなく...。ビルとテッドは無事、偉人たちを歴史の発表会に連れて行けるのだろうか!

シンプルな展開にバカさ全開の本作だけれど、軽い足乗りで恐れずに立ち向かえば、なんだかんだうまくいくんじゃないか、とビルとテッドに不思議に納得させられそうになる。

(文/鈴木未来)

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