もやもやレビュー

深海サメパニック!決死の脱出劇『海底47m』

海底47m(字幕版)
『海底47m(字幕版)』
クレア・ホルト,マンディ・ムーア,サンティアゴ・セグラ,ヤニ・ゲルマン,マシュー・モディーン,ヨハネス・ロバーツ,アーネスト・リエラ,ジェームズ・ハリス,マーク・レーン
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スティーブン・スピルバーグの『JAWS/ジョーズ』(1975年)以降、1つのジャンルとして確立したサメ映画。その数およそ100本以上に及ぶのではないだろうか(わたし調べ)。サメ×ゾンビ、サメ×脱獄、サメ×ウイルス。シン・ジョーズ(ゴジラ)に、鮫(猿)の惑星、など、なんでもござれ、やや乱立気味でもある。

『海底47m』は、そういう意味でいうと、まっとうなサメ映画といえそうな一本。姉の失恋を機にメキシコ旅行へやってきた美人姉妹。快活な妹に、真面目な姉という、ありふれた設定もいい。気晴らしにクラブへ行った二人は、そこで出会った男に、サメツアーに誘われる。姉は乗り気じゃないものの、強引な妹に後押しされて海に向かう。

海に入る時はケージに入って潜るのだが、まぁ、このケージがしょぼい。これ、やめておいたほうがよくないか?と心配になるレベル。はじめのうちは悠々と泳ぐ魚と、美しい海に歓喜する姉妹たち。しかし次の瞬間、ケージを下げていたロープがブツリ。ケーブルの巻上機とともに海底深く落下。リサとケイト海底47メートルへと沈んでしまう。ボンベの酸素も減っていく中、果たして無事に船上に生還することができるのか...。

気に入った人は、先日公開された続編『海底47m 古代マヤの死の迷宮』を。女子高生4人がメキシコの海底に沈むマヤ文明の遺跡を探検するため、ダイビングの中で最も危険が伴うとされる「洞窟ダイビング」に挑み、やがて想像を絶する事態に巻きこまれていくさまを描く。ジェイミー・フォックスの娘コリーヌ・フォックス、シルベスター・スタローンの娘システィーン・スタローンが本作で映画デビュー。これもなかなか面白いかも。

(文/峰典子)

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