映画好き必見！ハリウッドスターたちが本人役で出演するドタバタコメディ『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最強最期の日』

スタンドアップコメディアンとして活動する傍ら、俳優として、監督として、そして声優としてマルチに活躍しているカナダ出身のセス・ローゲン。彼が監督＆脚本＆主演＆製作を務めたコメディ『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最強最期の日』は映画好きにたまらない一本です。なんとハリウッドスターたちが本人役で出演しています。

　セス・ローゲンは友人のジェイ・バルチェルとともに、ジェームズ・フランコの新居パーティーに足を運ぶことに。大豪邸でのパーティーには『スーパーバッド』で主人公を演じたマイケル・セラやジョナ・ヒルをはじめ、リアーナやエマ・ワトソンなど錚々たる顔ぶれが集結。しかし、なかなかその場に馴染めないジェイ。彼はセスを連れてコンビニへと買い出しに行きますが、そのとき突如、大きな地震が起こり"世界の終わり"がやってきます。生き残ったセスとジェイ、ジェームズら6人のハリウッドスターたちは、早速ジェームズのヘンテコな新居に立てこもることに...。

　もちろんフィクションなのに、全員が自分自身を演じているものだからモキュメンタリーのよう。ジェームズの豪邸には彼の代表作である『127時間』などのグッズも登場。さらにセスと共演した『スモーキング・ハイ』の続編制作にも触れ、彼らが普段、仲間内でしていそうな会話を、スクリーンを通して聞けるのも映画好きとしてはたまりません。『マジック・マイク』で知られる俳優のチャニング・テイタムも驚きの登場の仕方をしているので、ぜひそこもチェックしてみてください。終始笑いが止まらなかったので、お家映画パーティーなどにも最適な一本かも。

（文／トキエス）