もやもやレビュー

知らず知らずキモ男に監視されてしまう恐怖。『アブノーマル・ウォッチャー』

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ギャガ
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「過去10年に3000万台以上の監視カメラが売られ、昨年は8000人以上の人が盗撮の被害に遭っている」。そんな衝撃的事実を冒頭で叩きつけてくるのはアメリカ産変態映画『アブノーマル・ウォッチャー』。「変態映画」って、言い過ぎじゃない?......いやいや、そんなことないんです。 女性が見ると本当に鳥肌が止まりません。

新婚夫婦のライアンとクレアは、もうすぐ生まれてくる子どものために、郊外の庭付き一軒家に引っ越します。そこの大家は無愛想で口が常に半開き。「汚物みたいな匂いがするわ」とクレアも悶絶するような不潔さ漂うおじさんです。そのおじさんはなんと、ライアンたちが引っ越してくる前に数台のカメラを勝手に設置! そこから2人の生活を覗き見するようになります。

 覗き見の仕方、クレアへの接し方など、大家の全てが本当に気色悪い。ここまで徹底的に100パーセント気持ち悪いと観客に思わせるのも、またすごい技だなと逆に感心してしまいました。そんな大家を演じたのは、無名の俳優ネビル・アーチャムボルト。やけにムキムキなのもなんか嫌。観る女性全てを気持ち悪がらせるほんとにすごい俳優さんです。

 変態サイコ好き(そんな人いるのかな?) か、監視される恐怖を味わいたい方にオススメな一本です。ちなみに続編もありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

(文/トキエス)

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