もやもやレビュー

玉の輿にのれる女性の特徴をおさらい。『フィフティ・シェイズ・ダーカー』

フィフティ・シェイズ・ダーカー コンプリート・バージョン ブルーレイ+DVD+ボーナスDVD セット [Blu-ray]
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 一般のOLがネット上に公開し、累計1億部を記録したベストセラー小説の映画版『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。若きCEOと、恋愛初心者である女子大生の歪んだ恋愛事情を描いた本作は、センセーショナルなストーリーで日本でも話題を呼びました。続編である『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は、過激度がさらにアップ。女性の禁断の欲望をさらけ出した本作、エロすぎて直視できません......!

 若きCEOであるグレイ(ジェイミー・ドーナン)の歪んだ愛情に応じることができず、彼の元を去ったアナ(ダコタ・ジョンゾン)。彼女は大学を卒業し、憧れだった出版社へと就職します。一方グレイは、アナのことが忘れられず、復縁を求めます。グレイの気持ちを知ったアナは、ある条件を突きつけ、彼と復縁することに。数日後、アナは手首にリストバンドをした女性に話しかけられ、その後も彼女を目撃するようになります。そしてアナは、その女性がグレイと過去に"契約"していたことを知り......

 ただの官能ドラマというわけではなく、前作よりもサスペンス要素が多く含まれる本作。精神が歪んだ新キャラクターも登場し、ドロドロした人間関係を繰り広げていきます。そんなストーリーの背景で、感心させられたのは、グレイの富豪っぷり。仮面舞踏会に出かけてオークションをしたり、部屋にはビリヤードなどを置くプレイルームがあったり。ベッドももちろん広い! 世の女性が全員憧れる、頭脳明晰のイケメン実業家。そんな彼の心を鷲掴みにしたアナに注目してみました。グレイに出会った時、彼女は素朴な女子大生でした。それなのになぜ玉の輿に乗れたのでしょう?

 まず、一つ目は、マナーが完璧であること。いつも落ち着いており、食事のシーンは美しい。二つ目、グレイのために自分磨きをしていること(これは前作で描かれていました)。ちゃんとエクササイズして、健気に自分磨きをします。三つ目は、落ち着いた性格。「玉の輿にのりたい!」なんてがっつく女性とは真逆のアナ。グレイに尽くしながらも、自分の意見はしっかり持ち、前作よりも大人の女性に仕上がっているアナは、玉の輿にのりたい女性のお手本ともいえるでしょう。

 ちなみに本作の続編である『フィフティ・シェイズ・フリード』が、今秋日本公開! 予告編を見ればアナの手に入れた豪華なライフスタイルがよくわかります。サスペンス度も過激度もパワーアップしているはず! 期待です!

(文/トキエス)

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