年下彼氏ポジションを狙ってる男子は、韓国語を習ってみるといいかも。『きみはペット』

　小川彌生のベストセラーコミック『きみはペット』。日本では小雪と松本潤でテレビドラマ化され大人気になりましたが、実は韓国でも映画化されていています！　「ネクスト・ヨン様」と言っても過言ではない、日本で熱狂的人気を博すチャン・グンソクが、主役のイケメンペットを演じている本作。思わずよだれがたれてしまう程の女子の憧れが見事に詰まりまくっているのです。

　多忙な日々を送っていたキャリアウーマンのチ・ウニは、何もかも上手く行かず自暴自棄に陥っていたとき、ペット志望のイケメン男子カン・イノ（チャン・グンソク）と出会います。同居したいと懇願するイノを拒否していたウニでしたが、次第に彼に癒しを感じるように......。そしてイノに「モモ」と名付け、ペットとして同居することになります。

　イノはダンサーで美男子で、おまけに無邪気で、甘えん坊。まさに今人気の「年下彼氏」というワードがぴったり過ぎるキャラクターなのです。仕事でストレスが溜まったウニは、イノにプロレス技を仕掛けたり、時にはご飯を食べさせてあげたり。ワガママも言うけど、無邪気なイノは、女性本能をくすぐりまくってきます。

　キャリアウーマンとしてバリバリ働いていて、家には癒しの存在がいる。まさに女子の憧れのシチュエーションだらけ。また、イノの仕草や性格が、犬そのもの！　さすがチャン・グンソク......思わず萌えてしまう"ペット"ぶりがはんぱない。そしてこれ、吹き替えでなく、ぜひ韓国語で観ていただきたい！　無邪気に甘えるシーンや、優しく語りかけるシーン、真剣に話すシーンまで、さまざまなシーンが韓国語の発音だと、とても可愛く感じられるのです。年下彼氏（ペット）というと韓国語がこんなにマッチするなんて......と韓国語のポテンシャルに気付ける作品でもあるのです。

　ペットとご主人様という、一種の羞恥プレイのような関係性にも関わらず、観終わった後、必ず「ペットほしい......!!」と口にしてしまうほど、胸キュンなシチュエーションが詰め込まれている本作は、多忙な女子の癒しのひと時にオススメしたいです。

（文／トキエス）