女子が成功するためのヒント、ここにあり！『恋とニュースのつくり方』

　今でも人気が衰えることのない名作ラブストーリー『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル監督が生み出した女の子のためのサクセスストーリー『恋とニュースのつくり方』を御存知ですか？　主人公を演じたのは『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムス。もうこれ、日本だったらパワハラすぎるだろう...という現場で頑張るレイチェル・マクアダムスがめちゃくちゃ可愛らしくて、女子は憧れること間違いなしです。

　８歳の頃からテレビ業界に憧れていたベッキー（レイチェル・マクアダムス）は、ニューヨークの超低視聴率番組のプロデューサーに採用されます。局から見放された番組を立て直すため、ベッキーは憧れのキャスター、マイク・ポメロイ（ハリソン・フォード）をメインキャスターにヘッドハンティングし、見事契約に成功しますが、頑固でプライドがクソ高いマイクとの仕事は、スムーズにいくはずもなく......そんな時に番組打ち切りの宣告をされてしまいます。

　突発的に無茶な用件を強いられたりするハチャメチャな報道業界で、弱音を吐くことなく、自分の好きな仕事に自分の精一杯の力でぶつかっていくベッキー。一見タフな彼女が窮地に絶たされた時、彼女の中でなにかが弾けます。もう後がない彼女はテンションマックスで、相手が大御所キャスターだろうと、しっかりと自分の意見を伝えます。そんな彼女の姿からは、意志を強くもつことと、絶対に諦めないことの大切さを学ぶことができます。

　また、今の自分の生活とベッキーの多忙すぎる生活を比べると、仕事のやる気スイッチが簡単に入ること間違いなしです。そして、どれだけ理不尽なことを言われても、最初は必ず笑顔で人と接するベッキーの姿からは、人生を成功に導くためのヒントをいくつも学ぶことができます。今、仕事にやる気がない！　という人は、ベッキーを自分に置き換えて本作を観てみてください。きっと多忙な女子に憧れ、やる気スイッチが入ること間違いなし！

（文／トキエス）